
12月5日から公開中の劇場アニメ『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』 (c)武田一義・白泉社/2025「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」製作委員会
【動画】「えっ、めっちゃいい奴」「生きて帰って」 これが、映画『ペリリュー』戦場で家族を思う吉敷と田丸です
もし自分が「ペリリュー島」にいたら、どっちに着いたか?
マグミクスは先日、「映画『ペリリュー』で描かれる、正反対の「上司」2人 戦場での命運を左右した「裏主人公」」という記事を配信しました。武田一義氏のベストセラーコミック『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』の劇場アニメ化作品について、特に主人公たちの運命を左右する「ふたりの上官」に焦点を当てた内容に、読者から多くの反響が寄せられています。
記事では、2025年12月5日より公開中の劇場アニメ『ペリリュー ー楽園のゲルニカー』について紹介。太平洋戦争の激戦地ペリリュー島を舞台に、漫画家を夢見る田丸一等兵と射撃の名手・吉敷上等兵の友情と過酷な戦争体験が描かれますが、彼らの運命を大きく左右するふたりの上官に焦点を当てています。
22歳の島田少尉は統率力と判断力に優れ、部下から慕われるカリスマ的存在。一方の小杉伍長は戦争に懐疑的で自分の身を守ることを第一に考え、独自に行動する人物です。
読者からは「もし自分があの島にいたら、島田少尉と小杉伍長のどちらに就くか」という視点からの感想が目立ちました。それだけ、物語に引き込まれる体験をしたという声が数多く寄せられました。

すぐれた射撃の技術をもつ吉敷(左)は、もともとは純朴な農村出身の青年。「ともに生きて日本に帰ろう」と、田丸と誓い合う (c)武田一義・白泉社/2025「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」製作委員会
映画館で見てきた読者も「戦争を知らない世代にこそ見てほしい」
前述の記事の、「物語が進んでいくうちに、自分も田丸たちと同じ隊にいるような気になってきます」という記述に共感する読者が多く、「島田少尉に付き従うだろうな」「小杉伍長が一番のお気に入りキャラクター」など、それぞれの「上司像」や行動に対する意見が寄せられました。
ある読者は「島田少尉は統率力に秀でて思いやりも度量の大きさも持ち合わせた人だけど、かたくなに終戦を信じなかった姿勢には賛同できない」「小杉伍長はそもそもリーダータイプではない」と分析しています。
また、「上司は選べませんよ」という現実的な視点からのコメントも。「少しくらい変な上司には耐えるしかありません。つまり、島田少尉と小杉伍長のどちらが耐えやすいかという話です」と、現代社会にも通じる視点も見られました。
実際に映画を鑑賞した読者からは、「客層のほとんどが60代以降の方々だった」「戦争を知らない世代にこそ見てほしい作品」という声もあがっています。「物語で心の奥の奥までえぐられた」という感想もあり、映画『ペリリュー』が、戦争の史実を描いた物語というだけでなく、深い人間ドラマとして多くの観客の心に響いていることが感じられました。
