有名企業のCMが批判にさらされたかと思えば、国民的イベントではトラブルが多発。有名イラストレーターの仕事ぶりにも疑惑の目が向けられた─。
2月に放送された赤いきつねのテレビCMが「性的に見える」として批判が殺到したが「これが卑猥に見えるなら世も末です」と、憤るのはユリオカ超特Q氏だ。
「こんなことを言い出したら、武田鉄矢さん(76)がCMに出ている時も性的な目で見てるんじゃないかって気もしますよね。大江健三郎の小説に『性的人間』がありますけど、何かを食べる行為や水を浴びるみたいな行為まで、スケベに見えてしまう人間が増えているのかもしれません。ついに世の中はここまできてしまったのか。そんな気がしないでもないですね」
同じく「そんなに怒るほどのことか」と江口寿史(69)の「トレパク」騒動に疑問を投げかけるのは、子供の頃から氏のファンだったという松下アキラ氏だ。
「パクリがダメなのはもちろんわかるんですよ。でも、それを言うならネットのほうがよっぽどヒドい。著作権のある芸能人の写真やテレビ番組の映像が無許可でSNSにバンバン上がっているし、最近ではAIによるフェイク画像や動画もある。そういう世の中なのに江口さんをそこまで追い込む必要があるんですかね。僕もある意味ではパクリ(モノマネ)ですから、こういうことで怒られちゃうと、ちょっと怖いです」
一方のデーブ・スペクター氏は、マクドナルドの「アンハッピーセット」に注目。その販売方法にダメを出す。
「想像力が全然足りてないんですよ。あんな売り方をしたら真っ先に転売ヤーが買い占めることぐらいわかるでしょう。きっと自分たちの頭で考えなかったんだね。販売方法を『丸投げっと(ナゲット)』した。アメリカでは商品を食べ終えるまでオマケは渡さないなど、いろいろな対策を講じている。日本のマクドナルドも考えたほうがいいよ」
アサ芸世代にとって考え直してほしいのは「50ccバイク生産終了」ではないだろうか。松下氏も嘆く。
「今、61歳ですけど、46年ぐらいずっとバイクに乗り続けてるんですよ。高校時代はホンダのラクーンやM50に乗っていました。また、生産中止になったことで、中古の値段が高騰してるみたいですね。ホンダの『モトコンポ』は今、50万円以上するとか。人気のバイクは今のうちに買っておくと、将来的に価値が上がるかもしれないですね」
やはり希少品は大人も子供も欲しいようだ。

