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六代目山口組・司忍組長9団体トップと「連続会談」(2)西日本の5団体が司組長のもとへ

六代目山口組・司忍組長9団体トップと「連続会談」(2)西日本の5団体が司組長のもとへ

 翌2日、西日本の諸団体で最初に名古屋駅に降り立ったのは、広島六代目共政会だった。荒瀬進会長が、同会最高幹部の薮内賢治最高顧問、正木隆裕理事長とともに送迎車に乗り込む。車はそのまま、会場となる愛知県瀬戸市の十代目瀬戸一家(清田健二総裁)本部へと走り出した。

 その後、前日と同様に各組織トップらが次々と現れた。二代目親和会(香川)・吉良博文会長の名代として山本昌史執行部理事長、石川旭執行部総本部長らが到着。八代目合田一家(山口)は、新井鐘吉総長、砂田信一郎若頭、片山洋二朗総長補佐が姿を見せた。さらに、四代目福博会(福岡)・金城國泰会長が藤雅弘理事長ら最高幹部2人を伴い、瀬戸一家へと向かった。

 そして、この日最後の客人となった組織は八代目会津小鉃(京都)だった。金子利典総裁と、その金子総裁から昨年9月に代替わりした髙山誠賢会長は、新原徹若頭、金城隆志組織委員長とともに、新幹線を使用せずに車で直接会場へと足を運んだ。

 山口組事情に詳しいジャーナリストが言う。

「夏の外交訪問に続き、この2日間も執行部メンバーはもちろんのこと、今年直参に昇格した二代目一道会・定松茂伸会長、八代目奥州会津角定一家・上野真慶総長、五代目𠮷川組・𠮷村俊一組長、四代目司興業・川﨑誠治組長、五代目倉本組・塚原心一組長、四代目弘道会・野内正博会長といった面々が、はつらつと立ち働く場面が見られました。慶弔委員見習制度が新設されたこともそうですが、外交においても、若手直参を積極登用して現場で育成する姿勢が顕著に見えます」

 それを指揮する竹内照明若頭(四代目弘道会総裁)自身も、会場で司六代目とともに他団体トップの挨拶を受けており、その責任感からか表情は引き締まっていた。

 ジャーナリストが続ける。

「竹内若頭は司六代目に影のように寄り添って、外交の第一線でさらに存在感を発揮している印象でした。若頭就任後は、毎週のように、執行部を中心とした会合を持っているといわれます。求心力はいやがうえにも増しているのではないでしょうか」

配信元: アサ芸プラス

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