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「エンジェルスにとってほぼ災難」守護神ジャンセンのタイガース移籍報道にエ軍専門サイトが落胆「最優先で残留させるべき選手だった」

「エンジェルスにとってほぼ災難」守護神ジャンセンのタイガース移籍報道にエ軍専門サイトが落胆「最優先で残留させるべき選手だった」

ロサンゼルス・エンジェルスからFAとなっていたケンリー・ジャンセンが現地12月12日、デトロイト・タイガースと契約合意に至った。『USA TODAY』など現地メディアによれば、「1年1100万ドル(球団オプション付き)」で契約がかわされたという。
 
 16年間のメジャーキャリアで歴代4位となる通算476セーブを記録しているジャンセンは今季、ア・リーグ西地区最下位に沈んだエンジェルスでも、62試合に登板し59イニングを投げ、防御率2.59、5勝4敗、29セーブという成績を残した。

 現役最多セーブ数を誇る38歳には今季の数字からも、来季への期待値は高い。3シーズン連続でのプレーオフ進出を目指すタイガースにとっては、課題となっていたブルペン補強に貴重なピースが加わったと言えるだろう。

 だがその一方で、ジャンセンが今季在籍したエンジェルスの専門メディア『Halo Hangout』は、今回の移籍に関して複雑な反応を見せている。

同メディアは12月13日、「エンジェルスの“夢の再会”は実現せず――ア・リーグの有力球団がケンリー・ジャンセンを横取り」と銘打った特集記事を掲載。今季、幾度となく試合終盤を任せた右腕との再契約が叶わなかった想いを綴っている。

今季の内容を振り返り、「ジャンセンは9月で38歳を迎えたにもかかわらず、2025年はキャリア屈指のシーズンを送った」と評価。続けて、「奪三振数はかつてほど突出したものではなくなったが、9イニング当たりの四球数と被安打数はいずれもキャリア平均を下回った。奪三振の減少と被本塁打の増加があったにもかかわらず、防御率が依然としてエリート級だったのは、走者を出さない能力の高さによるものだ」と賛辞を並べた。

 そのうえでジャンセンのタイガース入りについては、「エンジェルスにとって、『ほぼ災難』と言っていい」と落胆。さらに、「ペリー・ミナシアンGMの好調なオフの立ち上がりはここで急失速し、ジャンセンのデトロイト移籍によって、エンジェルスのブルペンは球界でも屈指の不安要素を抱えることになった」などと見通している。

 同メディアは、ジャンセンについて「本来であれば最優先で残留させるべき選手だった」とも主張。頼れるクローザーとの再契約の機会を逸し、首脳陣はブルペンのさらなる立て直しを迫られるのは必至だ。どうやら、オフシーズンもエンジェルスは苦戦を強いられつつあるようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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