スプリンターズステークスを優勝してここへ臨んだウインカーネリアンだったが11着に敗れた。レース前半は逃げたカーインライジングをピッタリとマークするように2番手を追走したが、直線では余力なく後退。積極的に世界最強のスプリンターについていったものの、逆に突き放されてしまう結果となった。
11着 ウインカーネリアン
三浦皇成騎手
「スプリンターズほどのスタートはきれませんでした。出てからの出脚はカーインライジングが相当速かったので、なんとかついて行ければと思っていました。3コーナーからの手応えは勝った時の感じではなかったですし、強い馬にくっついていったのがあそこまで苦しくなった原因だとは思います。非常に悔しいです」
鹿戸雄一調教師
「勝った馬も逃げて位置取りに関しては悪くなかったのですが、馬場が重かったのか、厳しいレースになりました。世界で戦うのは中々厳しいですし、1から10まで100%の状態じゃなければ厳しいなと感じました」
レース結果、詳細は下記のとおり。
現地時間12月14日、香港・シャティン競馬場で行われた第5R・香港スプリント(G1・3歳上・芝1200m・1着賞金1568万香港ドル=約3億1000万円)でZ.パートン騎乗、カーインライジング(せん5・D.ヘイズ)が快勝した。2着にレイジングブリザード(せん6・J.サイズ)、3着にファストネットワーク(せん5・C.イブ)が入った。勝ちタイムは1:07.70(良)。
日本馬、R.ムーア騎乗のサトノレーヴ(牡6・美浦・堀宣行)は9着、三浦皇成騎乗のウインカーネリアン(牡8・美浦・鹿戸雄一)は11着敗退となっている。
【動画】日本勢歯が立たず…香港スプリント日本馬は着外

世界最強スプリンターのカーインライジングが楽々逃げ切って16連勝を飾った。スタートからスピードの違いを見せてハナヘ。直線でも軽快に加速して突き放しにかかると、ゴール前では流す余裕の大楽勝。この距離では世界最強、力が違い過ぎた。日本勢、ウインカーネリアン、サトノレーヴは着外。
【全着順】
1着 カーインライジング
2着 レイジングブリザード
3着 ファストネットワーク
4着 ラッキースワイネス
5着 ヘリオスエクスプレス
6着 トモダチココロエ
7着 ラッキーウィズユー
8着 ヴンダバー
9着 サトノレーヴ・日
10着 ビューティーウェイヴス
11着 ウインカーネリアン・日
12着 カーデム
13着 ディヴァーノ

