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「100年の歴史で最弱」「退屈極まりない」海外メディアが“酷評”したグループは?「2002年のH組も日本、ベルギー、ロシア、チュニジアでかなり弱かったが…」【北中米W杯】

「100年の歴史で最弱」「退屈極まりない」海外メディアが“酷評”したグループは?「2002年のH組も日本、ベルギー、ロシア、チュニジアでかなり弱かったが…」【北中米W杯】


 周知の通り、アメリカ、メキシコ、カナダで共催される北中米ワールドカップは、出場国が32か国から48か国へと拡大した。そのため、レベルの低下を指摘する声は少なくない。

 中国のポータルサイト『捜狐』は「ワールドカップのほぼ100年の歴史の中で最も弱いグループかもしれない」と見出しを打った記事を掲載。こう見解を示している。

「ワールドカップの出場チーム数が32チームから48チームに拡大されたこと自体がすでに不評だったが、さらに腹立たしいのは、2026年ワールドカップの開催国が3か国となり、しかもいずれもトップクラスのチームではないということだ。これは一体何を意味するのか? 開催国が3つのシード枠(ポット1)を占有することになる。これまで開催国が1か国だった時は、影響はそれほど大きくなかったが、3か国開催となると、やや格下の強豪チームがポット2に降格する。そして、開催国のグループにはトップクラスの強豪はほぼ確実に含まれなくなるのだ」
 
 同メディアは「大会の規模が拡大し、開催国も増えたため、今回のグループ分けは『死の組』どころか、ほとんど何も起こらなかった。そもそも、3位でも勝ち上がれるのだから、『死の組』とは何の意味があるのだろうか?」と主張。「最も退屈な組を探ってみよう。開催国が入った組はどれも退屈なのは明らかだ」と続けた。

「退屈極まりないグループは、まさにグループD(アメリカ、パラグアイ、オーストラリア、欧州プレーオフCの勝者)だ。40年近くワールドカップを観戦し、白黒の時代についても研究を通じて深く理解しているが、ワールドカップの100年近い歴史の中で、このグループDより弱いグループは見たことがない」

 同メディアは、まずポット1の共催国アメリカについて、こう評した。

「(共催国の)メキシコと同じくアメリカ代表も低迷しており、現在のアメリカを10年以上前にコンフェデレーションズカップで黄金時代のスペインを破ったチームと比較することはできない。それに、メキシコには依然として歴史的な深みがあるが、アメリカはサッカー強豪国ですらなく、サッカーは3番目のスポーツとさえみなされていない」
 
 同メディアは、さらにD組の分析を続ける。

「パラグアイにもがっかりだ。チラベルト時代のスター選手揃いのパラグアイはもういない。今回のワールドカップ出場は大会規模拡大の恩恵が大きい。そうでなければ、彼らは出場を逃していただろう。パラグアイが最後に出場したのは2010年だ」

「オーストラリアの現在の力は、アジアサッカーに初めて参入した当時と比べて著しく弱体化している。実際、抽選前は多くの人が、オーストラリアはポット2のチームの中で最弱で、簡単に勝てる相手だと考えていた」

「欧州プレーオフのグループCのトルコ、ルーマニア、スロバキア、コソボは、世界的に有名なチームとは程遠い。相対的に言えば、トルコが強い。もしコソボが最終的に勝ち上がれば、この大会の総合的な力は最低レベルに落ち込むだろう」
 
 記事は、本来ならポット2レベルのアメリカが開催国であるためにポット1に入り、グループ全体の水準が下がってしまったと指摘。そして、過去の大会にも言及した。

「記憶にある限り、2002年ワールドカップのグループHも日本、ベルギー、ロシア、チュニジアで構成され、かなり弱かった。それでも、ベルギーは後の黄金世代には及ばなかったものの、当時もヨーロッパの強豪であり、少なくとも欧州プレーオフのグループCの4チームよりは強かった」

 そして、「グループDは、おそらく最も人気のないグループだろう。ハイライトも、エキサイティングな瞬間もなく、退屈な展開ばかりだ。ワールドカップ史上、これより弱いグループがあるだろうか」と締め括っている。

 とはいえ、レベルが拮抗していれば、スリリングな展開になる可能性も少なくない。果たして、酷評されたグループDはどんな結末になるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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