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ファスナー全開から火炎ギターまで! 紅白歌合戦に刻まれた「放送事故寸前」の衝撃ハプニング史

ファスナー全開から火炎ギターまで! 紅白歌合戦に刻まれた「放送事故寸前」の衝撃ハプニング史

NHK公式サイトより

日本の大晦日といえば、NHK紅白歌合戦。しかし、華やかな舞台の裏では、度肝を抜く過激演出や生放送ならではの放送事故、予期せぬハプニングが何度も視聴者を騒然とさせてきた。紅白の華やかさの裏に潜む“危うい歴史”を、1970年代から現代まで振り返る。

こともあろうに「ミソラ…」と失言

1974年、第25回紅白歌合戦では大トリ歌手の森進一がスラックスのファスナーを開けたまま登場&歌唱するという、衝撃の衣装トラブルが発生。生放送ならではの緊張感の中で、下半身が露出寸前となった瞬間は、視聴者に強烈なインパクトを与えた。}

「また、会場と視聴者を凍り付かせたのが、第35回(1984年)の総合司会を務めた生方恵一アナの伝説の失言。引退を表明し最後の紅白出場となった都はるみさんを紹介する場面でこともあろうに『ミソラ…』と言い間違え、進行に混乱が生じる場面もあった。紅白はこの頃から、華やかさと緊張のギリギリの綱渡りが注目され始めたのです」(元NHK関係者)

1985年、第36回の白組トップバッターを務めた吉川晃司の登場も文字通り“伝説級”だった。口からシャンパンを吹き散らし、歌唱後にはギターにオイルをかけて火をつける――炎と爆発を伴う過激演出に、会場は騒然。
火災リスクや後続出演者への影響も指摘され、公共放送としての安全性への疑問も浮上した。この“火炎ギター”は、紅白史上最も危険で衝撃的なパフォーマンスの一つとして今も関係者らに語り継がれているという。

1992年、第43回では本木雅弘が首に多数の避妊具風アイテムをネックレスのように装着し、歌唱中に破裂させるという前代未聞の過激演出を敢行。視聴者やスポンサーから批判が殺到し、「公共放送としてふさわしいか」という倫理論争を巻き起こした。

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原因は生放送と独特の緊張感

同じジャンルのハプニングとしては2006年、第57回に登場したDJ OZMAのパフォーマンスも語り草となっている。

「女性バックダンサーたちが洋服を着ていない状態に見えるボディースーツで踊り、視聴者から苦情が殺到。司会者が生放送中に釈明する異例の事態となり、NHKは後日公式に謝罪。DJ OZMAは紅白への出演を事実上永久失権とされた。
この事件は、公共放送の倫理観と過激演出の境界を露骨に示した紅白史上最大級の騒動として今も同局の歴史に刻まれているのです」(芸能記者)

近年では、若手アイドルグループのステージでも危ういハプニングが起きている。2017年の第68回では欅坂46のメンバー数名が転倒し、過呼吸で運ばれる事態が発生。生放送ならではの緊張感と、若年アイドルに課せられる過酷な演出の現実が浮き彫りとなった。

だが、なぜ紅白はこれほど放送事故やハプニングが多いのか? 前出の元NHK関係者が言う。

「最大の要因は生放送。これに複数ジャンルの出演者、大規模ステージと紅白はこの三つの要素が重なり合うことで、“華やかさと危うさの共存”という独特の緊張感を生んでいるのです。
そのため、番組作りの情報共有がどこかで欠落したり、出演者らのやる気を見逃してしまうと吉川晃司の火炎ギターや本木雅弘の破裂演出、DJ OZMAのボディースーツ、そして若手アイドルの転倒事件のような不祥事が起きてしまう。
また、近年はSNSの普及により、視聴者からの批判や苦情が瞬時に拡散され、番組ブランドリに即座に影響を及ぼす時代となった。これにも、制作サイドは気を配らねばならず、番組制作のハードルが上がっているのです」

現在は映像技術や制作側の安全管理の向上により、過激演出は以前ほど許されなくなったが、生放送という特性は変わらない。紅白の華やかさの裏には、今も観る者を震えさせるスリルが存在しているのである。

配信元: 週刊実話WEB

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