マリアセレン「大阪のお客さんは反応のスピードが速い」
終演後、囲み会見が行われ、ノブコブ・吉村、蛯名、マリアセレン、ローラーボーラーパフォーマーのリニーが参加しました。
吉村は、この日が最終日の『OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025』について、「こんなに幅広いエンタメを集めるイベントは、すごく珍しいと思います。それが初回で成功したのがすごい」と興奮気味に語ると、熱くこう続けます。
「僕は芸人ですから、お笑いをなんとか世界に……という思いで、韓国とか、来月には台湾にも行くんですが、今回改めて思ったのは、お笑いもエンタメもおそらく日本はかなり実力があって、世界に飛び立っても結構な可能性がある。一刻も早くやったほうがいいです」

今回のイベントにパフォーマー、MC、プロデューサーと、さまざまな立場で携わった蛯名は、こう話します。
「思ったよりも楽しめたし、面白い人材がいて、今後も出てほしいという方もいました。ゴットタレントの制作会社やシルク・ドゥ・ソレイユのキャスティングマネージャーもいましたので、『彼ならハマるな』とか『もう少し手を加えたらゴットタレントに行けそうだな』と推薦したりとかしながら、よりどりみどりですごく楽しめました」

大阪・関西万博のステージでもパフォーマンスしたマリアセレンは、大阪の観客の印象をこう語ります。
「大阪の方は反応のスピードが速いです。今日も、お客さんの反射神経というか、歌唱後の拍手のスピードや勢いに『いくぞー!』というようなパワーを感じました」
また、日ごろから学んでいる「能」を引き合いに、「世阿弥の言葉で“いい演者、いい演目、いい観客がいて初めて舞台に花が咲く”というのがあるんですが、今日はまさにそろっていたからこそすごく盛り上がって、舞台に花が咲いたと感じました」とコメント。

リニーはこの日のステージについて、「思っていた以上の反応で、皆さんが自分のパフォーマンスに対してここまで大きなリアクションをしてくれてすごくうれしかったです」と振り返ります。リニーは初来日だそうで、「ずっと日本に来るのが夢だったので、今日、その夢が叶った」と笑顔を見せました。

