
声優の福山潤、渕上舞らが出演するアニメーション映画『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』が、2026年3月20日(金)に全国上映される。公開に先がけて、本予告映像、ポスタービジュアル、主題歌情報、第2弾ムビチケ特典情報、CDアルバムの情報が一挙発表された。
■落ちこぼれクラスに課された試練は、“先生を暗殺すること”
同作は週刊少年ジャンプにて2012年から2016年まで連載された、松井優征氏による同名の漫画を原作とする。
椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス“3年E組”の生徒たちが、タコともクラゲともつかない謎の超生物・殺せんせー(CV:福山)を“暗殺”するという課題を通して、大きく成長していく姿が描かれる。
コミックスの累計発行部数は2700万部を超え、今なお高い人気を誇る同作。2015年のTVアニメ放送から10周年となる2025年には、『アニメ「暗殺教室」10周年の時間』と題して、アニメの再放送を始めとした様々なアニバーサリー企画が行われた。『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』はこれらの企画を締めくくる作品となっている。
■タイムリミットはあと15日…3年E組の知られざる日々が描かれる
公開された本予告映像は、チャイムが鳴り響く椚ヶ丘中学校の校舎から始まる。入室した殺せんせーに、各々の武器を突き付ける3年E組の生徒たち。暗殺期限まで残り15日。卒業の日は目前に迫っていた。
また、同映像では、生徒たちが殺せんせーと教室で過ごした日々の様子が流れ、映画のテーマとなる“あなたの知らない3年E組の日々”を垣間見ることができる。
あわせて公開されたポスタービジュアルには、「10年分の愛をこめて」という、プロジェクトの集大成となるキャッチコピーとともに、殺せんせーが教室中にまき散らした思い出の写真の数々を、生徒たちが思い思いの表情で追いかける様子が描かれている。
■劇場版主題歌は友成空の「Teacher」に決定
同作の主題歌は、シンガーソングライターの友成空が、このために書き下ろした新曲「Teacher」に決定した。友成はアニメ「暗殺教室」再放送で、第1弾オープニングテーマ「黄色信号」も担当している。
また、映画主題歌の制作にあたり、友成は「僕の小中学校時代を彩った大切な作品『暗殺教室』。今春の再放送OPに続き、劇場版主題歌を担当させていただき、大変光栄です。E組と共に育った一人の生徒として、殺せんせーへの恩返しを込めて曲を書きました。出発点となったのは、『殺せんせーがE組の日々を日記に書き起こしていたら、どんな風だろう』という着想です。殺せんせーやE組の皆はもちろん、ご自身の恩師を思い浮かべながら聴いてくれたら嬉しいです」と、楽曲に込めた想いを明かしている。
■生徒たちの日常を覗ける第2弾ムビチケ&10周年の軌跡が詰まったアルバムが発売決定
このほか、2025年12月19日(金)より全国の劇場(※一部劇場を除く)で発売される、第2弾ムービーチケットの情報も公開された。
特典の描き下ろしイラストカードの新規4種は、それぞれ3年E組が過ごした“青春のワンシーン”をそのまま切り取った内容となっている。さらにカードの裏面には、表面に描かれた生徒たちのやりとりが描かれている。
また、3月18日(木)「暗殺教室」10年分の“音の軌跡”を集めたアルバム『アニメ「暗殺教室」10th anniversary Music Collection』の発売も決定。
10周年記念プロジェクトに関わる最新楽曲から、TVアニメ版や2016年公開の映画『劇場版「暗殺教室」365日の時間』の主題歌に至るまで、「暗殺教室」に関わるあらゆる楽曲を網羅した内容となっている。
なお同アルバムには、特製ブックレットも封入されるとのこと。

