ナインティナイン・矢部浩之が主催する子どもたちのサッカー大会『やべっちCUP 2025』が、12月7日(土)に千葉・高円宮記念JFA夢フィールドで開かれました。8回目となった今回は、見取り図(盛山晋太郎、リリー)やパンサー・尾形貴弘、カジサックら人気芸人に加え、元日本代表の柿谷曜一朗、SNSでも人気を集める栃木シティFCの田中パウロ淳一ら多くのサッカー選手も参加し、笑いとスーパープレーがあふれる試合を繰り広げました。

見取り図・盛山が小学生のプレイに脱帽
「子どもたちのためにサッカー大会を開きたい」という矢部の一言をきっかけに、2018年にスタートした『やべっちCUP』。今回は、全12組の小学生チームによる大会に加え、芸人とサッカー選手が混在する3組の大人チームによるリーグ戦、大人チームと小学生チームの交流戦、さらに矢部本人が小学生30人を指導するサッカー教室「やべっちクリニック」など、盛りだくさんのプログラムが実施されました。
小学生チームとの交流戦後に行われた囲み取材で、矢部は「もうつりそう。ヤバイ」と足を気にしながら登場。「もう54歳なんですけど、自分より上手い子がいると悔しい」と笑顔を見せながら、今年も子どもたちとのガチサッカーを思い切り楽しんだことを報告しました。

また見取り図・盛山も、「4試合やって、3回オフサイドトラップをかけられました……」と小学生のレベルの高さに驚きながら、「(やべっちCUPは)ギャラリーも年々増えていて、盛り上がりがすごい」と嬉しそうに語りました。
12月14日(日)に引退試合を控える元日本代表・柿谷曜一朗は、今回が『やべっちCUP』初参戦。試合中、ダンスボーカルグループ・OCTPATHの高橋わたるとENJINのTOYが大きな声援を集めていたことに触れ、「あの2人には闘志を燃やしています」と嫉妬心をのぞかせて、矢部と盛山を笑わせました。
一方、サッカーインフルエンサーとしても人気を集める田中パウロ淳一は、「こんな大会に呼んでもらえるなんて……」と感無量の様子。「僕のような選手がここに出られることで、誰かに夢を与えられると思う」と、熱く喜びを語っていました。


“乱闘”でパンツ一丁になったパンサー・尾形が子どもたちに大ウケ!
午後に行われた大人3チームによるリーグ戦では、多くの観客がピッチ脇に詰めかけ、熱い声援を送りました。
サッカー選手と芸人の混合チームの試合には、笑いどころも満載。ゴール前で矢部が倒され、両チーム入り乱れての“乱闘”が起きたり、その輪の中からパンツ一丁の尾形が飛び出してきたり……。さらに田中パウロ淳一が、SNSで話題の乙女キャラクター「パウちゃん」の姿で高速ドリブルを披露するなど、爆笑シーンが次々と生まれました。
もちろん、柿谷曜一朗や李忠成、鄭大世といったJリーグを盛り上げてきた選手たちの美技もさく裂。豪快なボレーシュートや打点の高いヘディングなど、プロならではの技術に、子どもたちの目が輝いていました。

