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巨人・阿部慎之助監督、今シーズン成長を感じた“注目の若手選手”告白「こんなに打てるとは…」

巨人・阿部慎之助監督、今シーズン成長を感じた“注目の若手選手”告白「こんなに打てるとは…」

阿部慎之助

読売ジャイアンツの阿部慎之助監督が14日、YouTube「名球会チャンネル」に出演。今季「成長した」と思った若手選手を語った。

【今回の動画】阿部監督が語る今季成長した若手

■悔しさが残った今シーズン

師岡正雄アナウンサーから今シーズンの感想を阿部監督は「本当に悔しいシーズンでしたし、なかなか思うようにいかなかったなっていうのが1番大きいですかね」と振り返る。

また、「なかなか監督が考えていらっしゃるベストメンバーが揃わなかったっていう部分が、大いにあったように思う」と師岡アナが指摘すると、「それもそうでしたし、極端に不調になってしまった選手もいました」とコメント。

「なかなか厳しかったなっていうのはありますし、そこで若い選手がチャンスをね、なかなかつかめなかったという、そういう反省点が多かったかなっていうのは思いました」と語った。

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■成長を感じた若手は中山礼都

話を聞いた師岡アナは「今シーズン監督から見て、そんななかでも成長したなと思う選手っていうのを教えていただきたいんですが」と質問する。

すると阿部監督は「中山礼都は2軍の頃から、1年目から見てるんで、『こんなに打てるようになるんだ』と思いながら、いろいろ感慨深く見てました」と中山礼都の名前を挙げた。

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■泉口も高評価「相当な自信になる」

今季3割1厘の打率を残した泉口にも、「素晴らしい数字ですし、途中調子を崩したこともあったんですけど、なんとかそれを乗り切って最後までやってくれたんでね、相当な自信になると思います」と絶賛する。

一方で「来年はもっと警戒されるバッターになっているんで、そこをどう跳ねのけていくかっていうのをね、彼自身が考えてやってもらえたらいいし、その後押しはしたいと思っている」と語っていた。

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■来季の主軸候補に期待

中山は今季2割6分8厘、7本塁打、32打点の成績。勝負どころでのホームランやタイムリーも多く、来年以降の活躍が期待されている。

今季最も飛躍したのが泉口だ。セ・リーグで2人しかいない3割バッターとして.301の打率を残したほか、アマチュア時代から定評のあった守備も安定しており、レギュラーを掴んだ。

巨人は来年から主砲の岡本和真が抜けることが確実で、代わりの選手が必要になる。4番は一体誰になるのだろうか。

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【今回の動画】阿部監督が語る今季成長した若手■執筆者プロフィール

佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。

(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治
配信元: Sirabee

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