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あなたの銀行通帳が世界中に公開される!? Web3の財布「ウォレット」と銀行口座の決定的すぎる違い#1 みんなの銀行

あなたの銀行通帳が世界中に公開される!? Web3の財布「ウォレット」と銀行口座の決定的すぎる違い#1 みんなの銀行

2章【仕組み】:「公開」されるアドレスと「絶対秘密」の鍵

生徒:Web3の世界では、自分で管理する「自分の財布」にあたるのが「ノンカストディアルウォレット」、通称「ウォレット」ですね。AI先生、このウォレットには「アドレス」というものがあると聞きました。これって、銀行でいう「口座番号」のようなものでしょうか?

AI先生:似ていますが、決定的な違いがあります。そのウォレットアドレス(アルファベット/英数字で構成された文字列)は、基本的に「公開」されるんです。

「え、公開されるんですか!?」銀行口座と全く違うアドレスの仕組み

生徒:えっ、公開されるんですか!? 銀行の口座番号も厳密には秘匿情報ですが、それとはレベルが違いますね。マネー・ローンダリング(資金洗浄)や詐欺に悪用されるリスクはないのでしょうか?

AI先生:その心配、とてもよく分かります。まさに、これまで私たちが慣れ親しんできた銀行の常識(Web2脳)からすると、当然の疑問ですよね。

良い機会なので整理しましょう。技術的な話をすると、実は、口座番号が知られただけで、勝手にお金が引き出されることはありませんよね。お金を引き出すには「キャッシュカード」や「暗証番号」、「届出印」などが必要だからです。

銀行口座をSNSなどで安易に公開すべきでない理由

AI先生:ただし、だからといって公開しても安全というわけではありません。例えば、詐欺グループが「この口座に振り込んでください」と、あなたの口座を悪用する可能性もゼロではありません。

そのため、銀行の立場としては「理由なくSNSなどで口座番号を公開することは推奨しない」と明確にお伝えしています。

生徒:確かに! 技術的には口座からすぐにお金が抜かれてしまうわけではないけど、犯罪に利用されるリスクがあるから、銀行としては推奨していませんよね。

それに、みんなの銀行の口座からセブン銀行ATMでお金を引き出す時(出金)は、キャッシュカードのかわりに「自分のスマホ=みんなの銀行アプリ」という「鍵」が必要になりますもんね。口座番号が公開されたからって、すぐに危険!というわけではないこともあらためて理解しました。

「公開された私書箱」と「絶対に渡してはいけない鍵」

AI先生:その通りです! そしてWeb3のウォレットアドレスは、その「公開」のされ方が、銀行口座とは根本的に違います。

ここで「公開された私書箱」をイメージすると分かりやすいですよ。ウォレットアドレスは、誰でも手紙(トークン)を投函できるように、住所が公開されている私書箱のようなものなんです。

生徒:なるほど、「私書箱」ですか。それなら住所が公開されても、誰でも中身を開けられるわけじゃないですもんね。

AI先生:その通りです! そして、その私書箱を開けるための「鍵」にあたるのが、ウォレットの持ち主しか知らない「秘密鍵(ひみつかぎ)」という非常に重要なデータなのです。ウォレットのアドレスが世界中に公開されていても、この秘密鍵がなければ誰も資産を動かすことはできません。

生徒:なるほど。ウォレットアドレスが「口座番号」だとすれば、秘密鍵は「キャッシュカード+暗証番号+届出印」をすべて一つにしたような、最重要情報だということですね。ようやく構造が理解できました。

3章【特性】:残高も取引履歴も丸見え!? ブロックチェーンの「透明性」

生徒:……でも、まだ気になることがあります。ウォレットのアドレスが公開されているということは、そのアドレスを検索すれば、私の取引履歴や、今いくら持っているか(残高)というのも、全部他の人から見えちゃうってことですか? それって、私の通帳の中身が世界中に公開されているようなものですか!?

AI先生:まさにその通りです。それがWeb3の基盤技術であるブロックチェーンの大きな特徴である「透明性」です。

「誰が」「いつ」「誰に」「何を」「どれくらい」送ったかが全て記録され、世界中の誰でも閲覧できます。これを可能にするのが「ブロックエクスプローラー」という、いわばブロックチェーン専用の検索エンジンのようなものです。

生徒:検索エンジンで全部見えちゃうなんて……! それじゃあ、プライバシーは……。

プライバシーは守られる? 「擬似匿名性」という考え方

AI先生:そこが面白い点です。ウォレットアドレスはあくまでランダムな文字列なので、通常は、持ち主の個人情報(名前や住所)とは直接紐づきません。これを「擬似匿名性(ぎじとくめいせい)」と呼びます。

アドレスと個人情報が直接紐づいていないため、誰の持ち物か分からない一方で「資産の動きだけは透明に追える」という不思議な状態なんです。

生徒:なるほど、KYC(本人確認)情報とは直接紐づかないから、即座に個人が特定されるわけではない、ということですね。ただ、資産の動きが完全に透明というのは、銀行の感覚からするとやはり不思議です。

……でも、アドレスが公開されているってことは、知らない人から勝手に怪しいものが送りつけられてきたりしないんですか? 迷惑メールみたいに。

迷惑メールならぬ「スパムトークン」という落とし穴

AI 先生:鋭い指摘ですね。まさにその通りで、「スパムトークン」や「スパムNFT」と呼ばれる迷惑なものが送られてくることがあります。知らないトークンやNFTはむやみに触らず、無視するのが一番です。

▲表:AI先生のまとめ!「銀行口座」と「Web3ウォレット」の違い

配信元: ガジェット通信

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