本日ご紹介するのは、ネットでも話題のこのレシピ！NHK「きょうの料理」で放送された、和田明日香さんの「鶏むねのジューシーから揚げ」です。
ヘルシーだけどパサつきやすい鶏むね肉は、下ごしらえと衣のひと工夫でしっとり仕上がるんだそう。
今回は、実際に作ってみましたので、味の印象から作りやすさまで本音でレビューします！
（写真：GourmetBiz）
準備時間：10分 調理時間：15分
■材料（2人分）
- 鶏むね肉：1枚
- 溶き卵：1/2個分
- 米粉：大さじ2
- 揚げ油：適量
- 水：大さじ1.5
- すりおろししょうが：小さじ1
- すりおろしにんにく：小さじ1
- しょうゆ：小さじ1
- 鶏ガラスープの素：小さじ1/2
- 塩：少々
揚げ物用の鍋
■作り方
① 鶏肉は厚さ2cm程度のそぎ切りにしてから、一口サイズにカットします。
② ボウルに【A】の調味料を混ぜ合わせ、鶏肉を加えて10分間以上漬け込んでください。調味料とチキンスープを肉にしっかり吸い込ませることで、ふっくらジューシーな仕上がりになります。
③ 漬け込んだ鶏肉に溶き卵を加え、全体によく混ぜて絡ませます。
④ 米粉を少しずつ加えながら混ぜ合わせ、鶏肉の全面にまとわせます。
⑤ 米粉は一度に加えず、様子を見ながら少しずつ加えてください。最終的に衣がネチョネチョとした状態になれば成功です。米粉は油を吸いにくいため、カラッと揚げる効果があります。
⑥ 揚げ油を180℃に温め、鶏肉を入れて揚げ始めます。
⑦ 衣が固まってきたら、時々上下を返しながら2分30秒間を目安に揚げましょう。
⑧ 揚がった鶏肉は網に引き上げ、油をよく切ります。そのまま1分間ほど置いて、余熱で中まで火を通します。
⑨ 皿に盛り付けたら、完成です！
■ポイント
下味に鶏がらスープをたっぷりと漬けることで鶏肉の保水力がグッと上がり、鶏胸肉とは思えないほどしっとりとした食感に仕上がりました。これでもうパサつきません！
低脂質でヘルシーな鶏胸肉のパサつきやすい特徴は、丁寧な下処理によってしっかりカバーすることができます。
グルテンフリー派にも嬉しい米粉を使ったレシピでしたが、米粉を使用することで薄い衣になり、油の吸い込みを抑えながらもカリッと軽い食べ応えに仕上がります。
油の吸収を抑えた、いつもよりヘルシーな唐揚げを食べたい時は、ぜひ米粉を使って作ってみてくださいね。
■クリエイター紹介
調理・撮影・執筆：ふみ
歯科医院にて７年間管理栄養士として勤務。より多くの方の全身・お口の健康増進に関わりたいと思いフリーランス管理栄養士へ転身。現在は血糖値コントロールのための栄養指導やレシピ開発、栄養記事監修を行う。
※情報は掲載時点のものです。
＜取材・編集：GourmetBiz編集部＞