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ウイリアムズF1のボウルズ代表、レース復帰戦でクラス優勝! ガルフ12時間で総合でも10位

ウイリアムズF1のボウルズ代表、レース復帰戦でクラス優勝! ガルフ12時間で総合でも10位

F1が史上最短の冬休み(ポストシーズンテストが12月9日、最初のプレシーズンテストは1月26日)に入った中、一部の主要関係者はレースから遠ざかっていない。

 ウイリアムズのチーム代表であるジェームス・ボウルズ代表もそのひとりだ。彼はガルフ12時間レースにガレージ59の一員として参戦し、チームメイトと共にマクラーレン720S GT3を走らせてAMクラス優勝を果たし、表彰台の頂点に立った。さらに、ガレージ59は総合でも10位という好成績を収めた。

 ボウルズはシーズン最終戦とポストシーズンテストが行なわれたアブダビに滞在。アンソニー・ウェスト、マルコ・プルチーニ、マーク・サンソムと共に12時間レースに参戦し、勝利を収めた。

「素晴らしい! 驚異的なドライバーやチームと共に戦った過酷な12時間の末、AMカテゴリーの優勝を果たした。この勝利により、ガレージ59は2年連続でガルフ12時間レースをカテゴリー優勝で締めくくることになった」

 そうボウルズはSNSに投稿した。

「今朝9時から今夜11時まで、私たちは全力を尽くした。この結果に大変満足している。ここ数日間の皆様のサポート、そして直接会場に足を運んでくださった方々に感謝する。最後にアレックス、マーク、マルコへ。最高のチームメイトだ! ガレージ59のおかげで、自身の成長と忘れられない週末に大変満足している」

 ウイリアムズの公式アカウントはこのメッセージを引用し、「おめでとう、ジェームス!」と付け加えた。

 ボウルズはF1における仕事の傍ら、イギリスでアマチュアドライバーとしてクラブレースなどに参戦していた。彼がブロンズライセンスドライバーとしてヘルメットとレーシングスーツを着たのは、2023年のアジアン・ル・マン・シリーズ以来初めてのことだった。

「ヘルメットを再び着用できる機会に、私は大きな喜びを感じている」と、このボウルズはイベント前に語っていた。

「ガレージ59は、2022年にパートナーシップを結んだ、私がよく知っているチームだ。また、ガルフ12時間レースは、非常に競争の激しい素晴らしいイベントだ」

 ガレージ59のチーム代表、アンドルー・カーカルディは、次のように述べた。

「2022年のアジアン・ル・マン・シーズン、ジェームスと仕事をするのは本当に楽しかった。彼の姿勢とプロ意識、そしてもちろん戦略に関する知識も、このコラボレーションを非常に楽しいものにしてくれた」

 ガルフ12時間レースは、1年のGTカーレースを締めくくるレースとして名を馳せているが、次回のレースは2027年1月の開催予定。日程変更により、イベントは従来の4日間の構成に戻り、チームはよりしっかりと準備を整えることができる。

 一方で、2026年12月13日には別の新しいGTスプリントレースが行なわれる予定。はたしてボウルズはそこにいるのだろうか。

 ちなみに、2025年のガルフ12時間レースの総合優勝は、メルセデスのマシンを走らせたキャピタルRT by モトパークが獲得した。首位の座が何度も入れ替わる激戦だったが、デニス・レメンヤコ、ミハイル・アレシン、アダム・クリストドゥロウの3人がメルセデスに同イベント3勝目をもたらしている。

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