現地時間12月13日(日本時間14日、日付は以下同)、オクラホマシティ・サンダーはサンアントニオ・スパーズに109-111で惜敗。連勝が16でストップするとともに、NBAカップ準決勝で姿を消すことになった。
この試合、サンダーは第1クォーターこそ31-20と好スタートを切るも、徐々に追いつかれ第3クォーターに逆転される。その後はシーソーゲームとなったが、ヴィクター・ウェンバンヤマやディアロン・フォックス、ステフォン・キャッスル、デビン・ヴァッセルらに活躍を許し、終盤に競り負け、今季成績をウエスタン・カンファレンス1位の24勝2敗(勝率92.3%)とした。
個人では、シェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)がゲームハイの29得点に4リバウンド、5アシストをマーク。そのほか、ジェイレン・ウィリアムズが17得点、7リバウンド、4アシスト、4スティール、チェット・ホルムグレンが17得点、7リバウンド、アレックス・カルーソが11得点、8リバウンド、3アシスト、3スティール、アイザイア・ハーテンスタインが10得点、9リバウンドを記録した。
しかし、ウィリアムズとホルムグレンはどちらもフィールドゴール成功率40.0%未満と不発。チーム全体でフィールドゴール成功率41.3%(38/92)、3ポイント成功率24.3%(9/37)と、スパーズの好守の前に苦戦を強いられた。
といっても、サンダーは依然としてリーグトップを独走する好成績。ウエスト2位のデンバー・ナゲッツ(18勝6敗/勝率75.0%)に5.0ゲーム、イースタン・カンファレンス首位のデトロイト・ピストンズ(20勝5敗/勝率80.0%)にも3.5ゲーム差をつけている。
「家に帰ってこのまま満足してもいいし、プレーオフチームに負けたことを理解して、自分たちがもっと成長できる方法があるんだと捉えることもできる。だから、競争の観点で僕らはそう見ている」
ウィリアムズはこの敗戦を今後に向けたモチベーションにすると口にし、エースのSGAは「個人的にはワクワクしているね」とポジティブに捉えていた。
「自分が思うようにいかない時の方が、学ぶのは簡単なんだ。ちょっとつらいけどね。それに、僕らは次の5試合のうち、2度も彼らと対戦する。だから、いいチャレンジになるだろうね。負けることで成長できるし、本当に上達できるんだ」
レギュラーシーズンは約6か月にも及ぶ長丁場で、82試合のうちの3割に達したばかり。SGAが話したとおり、サンダーは18日にロサンゼルス・クリッパーズ、翌19日にミネソタ・ティンバーウルブズ、22日にメンフィス・グリズリーズと対戦すると、23日と25日に再びスパーズ戦が組まれている。
NBAカップ準決勝で彼らに敗れたことを発奮材料にすることで、サンダーがさらにしぶといチームと化す可能性はある。球団史上初の連覇を目指す王者が、この敗戦をどのように活かしていくかは見ものだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
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