ロサンゼルス・ドジャースが現地12月12日に獲得を発表した守護神エドウィン・ディアスに、懸念事項があるようだ。米メディア『FanSided』が12月14日の記事で「ドジャースはディアスと契約した数日後、予期せぬ懸念に直面した。新守護神の獲得には不快な決断が伴う」と報じた。
同メディアによると、ドジャースが3年6900万ドル(約107億円)で契約したディアスが、「2026年3月に行なわれるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に、プエルトリコ代表として出場したいと考えている」ようで、「ドジャースはこれを快く思っていないかもしれない」という。
ドジャースからは、大谷翔平や山本由伸、ウィル・スミスがWBCに参加すると見られており、新戦力ディアスの出場も問題がないように思える。しかし、「ディアスは2023年大会に出場して負傷した。前回、怪我をしていなければ今回のWBC出場は問題にならなかっただろう」と、過去の負傷歴が問題視されているとした。
ディアスは前回大会1次ラウンドのドミニカ共和国戦で9回に登板してセーブを挙げたあと、歓喜の輪のなかで右膝膝蓋腱を断裂。23年シーズンを全休した。
それでも「ドジャースは譲歩するだろう」として、球団がディアスのWBC出場に許可を出すと予想。「ディアスが契約書にサインする前に、ドジャースとプエルトリコ行きを約束したと言われている。ドジャースファンは固唾をのんで見守ることになるだろう」と、ファンが不安視している状況も伝えている。
構成●THE DIGEST編集部
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