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内川聖一氏、WBC連覇の鍵握る“絶対的キーマン”を挙げる 「重要視されるようになった」

内川聖一氏、WBC連覇の鍵握る“絶対的キーマン”を挙げる 「重要視されるようになった」

WBC初戦・東京ドーム
元福岡ソフトバンクホークスの内川聖一氏が12日、YouTubeチャンネル「名球会チャンネル」に出演。2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で注目する選手について語った。

【今回の動画】内川氏がWBC2026の注目選手を語る

■内川氏が語るWBCの注目選手

動画では、内川氏とニッポン放送の煙山光紀アナウンサーがWBCについてトーク。そのなかで話題は「まだ選ばれていないが、注目したい選手」へと移る。

内川氏は福岡ソフトバンクホークスの周東佑京を挙げ、「前回大会で周東選手が出てきて、“足のスペシャリスト”という立ち位置がすごく重要視されるようになったと思うんです。メキシコ戦では、大谷選手を追い越しそうな勢いで本塁まで帰ってきた場面もありましたよね」と高く評価した。

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■五十幡も候補に?

さらに内川氏は、「侍ジャパンに、そういうスペシャルな選手がいるという立ち位置を作ったのは、僕は周東選手だと思う。彼の活躍があったからこそ、(日本ハムの)五十幡亮汰とか『ここは足で行くよ』というスペシャルな選手が候補に入ってくるようになった」と力説。

煙山アナが「確かに今、井端監督はそういう選手を探している感じはしますよね」と語ると、内川氏は「その選手は誰になるのか?」と期待を込めて語った。

また、複数のポジションを守ることができる選手も必要だとし、ソフトバンクの牧原大成の名前を挙げ、「期待したい」とコメントした。

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■メキシコ戦で決勝ホームイン

内川氏が指摘したのは、2023年のWBC準決勝・メキシコ戦。1点ビハインドの9回裏、大谷翔平の二塁打と吉田正尚の四球で無死一、二塁のチャンスを作ると、栗山英樹監督は周東を一塁ランナーの代走として起用した。

続く打者・村上宗隆が左中間を破ると、一塁ランナーの周東は前を走る大谷に追いつきそうな勢いで走り、サヨナラのホームを踏んだ。

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■選出されない可能性も?

周東はWBC出場に意欲を見せており、選出される可能性は高いとみられるが、今シーズンは右腓骨骨折や腰の張りに悩まされたこともあり、選ばれない可能性もわずかながらあるようだ。

また、周東は打率.286と打撃面でも結果を残しているため、スタメン出場の可能性も考えられる。その場合、代走要員として「サニブラウン・ハキームに勝った男」として知られる五十幡や、盗塁王経験があり、二塁・遊撃を守れる楽天・小深田大翔などが候補になりそうだ。

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【今回の動画】内川氏がWBC2026の注目選手を語る■執筆者プロフィール

佐藤俊治。Sirabeeには2015年11月から参画し、月40本程度プロ野球関連記事を執筆中。YouTubeで発信する野球評論家ウォッチャーでもある。野球は高校からメジャーまで年間50か所以上で現地観戦。プロ野球の贔屓チームはなく、どこのチームのファンでもない。「あの選手、あそこに行ったんだ」という目線で見守っている。

(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治
配信元: Sirabee

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