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弱冠19歳期待の星、アントネッリの”プレッシャーへの耐性”をメルセデス賞賛。ウルフ代表「私がその年齢の頃は……もっと愚かだったと思うな」

弱冠19歳期待の星、アントネッリの”プレッシャーへの耐性”をメルセデス賞賛。ウルフ代表「私がその年齢の頃は……もっと愚かだったと思うな」

今季メルセデスからF1デビューしたアンドレア・キミ・アントネッリは、合計3回の表彰台を獲得するなど、及第点とも言える活躍を見せた。まだ弱冠19歳である。メルセデスのトト・ウルフ代表は、自分が19歳の頃には、アントネッリが抱えてきたようなプレッシャーには耐えきれなかっただろうと語り、賞賛した。

 アントネッリは今季、18歳でF1デビュー。これはF1の歴史上3番目に若いデビュー記録である。また、トップチームの一角からF1デビューするのは実に珍しい。近年では2007年にルイス・ハミルトンがマクラーレンから、ヘイキ・コバライネンがルノーからF1デビューを果たした事例、2014年にケビン・マグヌッセンがマクラーレンからデビューした例くらいだろうか。

 アントネッリはメルセデス期待の神童として、大きな注目を集めてきた。2024年のイタリアGPでアントネッリは、母国でF1公式セッションデビューを果たした。しかしFP1の最初のプッシュラップでクラッシュ……プレッシャーに悩まされている兆候も見せた。2025年のデビュー当初も、期待に反してなかなか好成績を残せず、SNSでも非難が殺到。さらなるプレッシャーがのしかかった。

 それでもメルセデスの首脳陣は、アントネッリの19歳とは思えないほどプロフェッショナルな姿勢を賞賛している。

「彼が加入した最初の頃は、もちろん『すごい! 経験の浅い彼がここまで力を発揮しているなんて!』と思ったものだ」

 メルセデス・ハイパフォーマンス・パワートレインズのマネージングディレクターであるヒューエル・トーマスは、F1の公式ポッドキャストでそう語った。

「でもその後、ちょっとしたミスを犯してからは結果が出なかった。でも彼は、その後驚くほど力強くなって復活した。本当に素晴らしい」

「考えてみれば彼はあの年齢で、あらゆる問題に対処しているんだ。とても頭が良く、人との付き合いも本当に上手で、とても成熟している。私には、彼と同年代の子供がいるけど、彼らはあんなに成熟していないよ」

 ウルフ代表もこのトーマスの意見に同意する。

「キミと話す時は、良い時も悪い時も、容赦なく正直に話す。そして目の前に座っているのは、大人でないことを自覚しなければいけない。キミはまだ子供なんだ」

「彼はまだ19歳だ。確かにマシンをドライブするプロであり、人生を通じてカートやレースに身を投じてきた。しかしその成熟度から、我々は彼の成長がもっと加速することを期待してしまう。でもそれはほぼ不可能なことだ。彼はまさにこの状況に放り込まれ、最悪のレースもあった。それがあらゆる関心とメディアからのプレッシャーによって、彼は圧倒的な経験をしている。彼への評価は、常に乱高下しているからね」

「チームメイトのジョージ・ラッセルは、非常に経験豊富だ。彼は今もなお、そのプレッシャーにうまく対処できている。これは、彼が将来大きな可能性を秘めていることを示していると思う」

「ヒューウェルが言うように、私が19歳の頃はもっと愚かだっただろうね。彼ほどプレッシャーには耐えられなかっただろう。だからこそ彼と話す時は、少し厳しく接してしまうが、自分の気持ちを一旦引き戻して、『ちょっと待て! 彼はまだ子供だ』と思い直さなければいけないんだ」

「このことは、我々にとっても興味深い学びになっている」

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