やすえや寛平もキャラ全開で大暴れ!
脇を固めるメンバーもやりたい放題! 珠代は、舞台に現れるたびにノンストップで大暴れします。“シンガポールの昆虫”ギャグを披露しながら、「レイチェルは、とってもやさしくて頼りがいがあっていい子。応援してあげて」と熱いエール。
間寛平GM(ゼネラルマネージャー)は、おじいさん役で犬のぬいぐるみとともに舞台へ。おなじみのしつこいノリをこれでもかと発動し、レイチェルからハゲズラがへこむほどの強烈なツッコミを受けるなど、さすがの存在感を見せつけます。

未知やすえは地上げ屋の姐さん役で、粋な着物姿とドスのきいた演技を披露。もじゃと吉田は、ボケやツッコミ、イジられ役に奔走しながら、せつない男心もしっかり表現します。
ほかにも「お母さんよ」のセリフで何度も笑いを巻き起こした電気工事屋役の多和田上人や、強盗役で寛平GMに翻弄されまくる佐藤太一郎など、若手からベテランまで座員一丸となって舞台を盛り上げました。

次回は来年6月開催「みんなの笑顔の集合場所に」
クライマックスでは、実は金融屋の会長だった寛平GMがキラキラスーツで再登場すると、綾小路に杖を持たせて「かい〜の」を炸裂させます。大オチはやすえのキレ芸で、「おい、翔!」と綾小路にまでキレまくり! 「お前、えらい出番前、震えとったなあ!」と舞台裏の姿を暴露する一方で、「アドリブに笑ろてもたわ」「カッコええわ、歌も」とベタ褒めしたうえ、「怖かった~」のひと言で、綾小路も全力でズッコけさせました。

エンディングでは、舞台の興奮そのままに出演者たちがトークで大盛り上がり。珠代は「私、翔さんに恋しちゃった」とすっかり恋する乙女の表情です。
綾小路は「すごすぎて、勉強にならなかったです」と苦笑い。アドリブ連発でスピード感あふれる舞台展開に「ずっと台本を持ってスタンバイしていたが、話がわからなくなった」と明かしました。そして、「アドリブにも誰かが打ち返す。絶対にリフティングを落とさない子どもたちを見ているようで、アスリート感がある」と“新喜劇イズム”に感心しきりでした。
最後は観客も一緒に記念撮影で締めくくり。さらに、6回目となるレイチェル単独公演が来年6月28日(日)になんばグランド花月で開催されることが決定したことも発表されました。レイチェルが「次もまた絶対に楽しんでいただける新喜劇をやります! 次もまた、みんなの笑顔の集合場所にしてください!」と呼びかけると、ひときわ大きな拍手が送られました。
