今オフ、ロサンゼルス・ドジャースからフリーエージェント(FA)となっているベテラン、キケ・ヘルナンデスの去就が大きな話題となっている。グラウンド内外で確かな存在感を見せ、ファンからもチーム復帰が待たれているが、球団地元サイト『LAFB Network』も再契約を熱望しており、現地12月14日のトピックではその理由について論じている。
同メディアは、「10月は今もキケのもの」と評し、ストロングポイントのひとつであるポストシーズン(PS)での勝負強さを高評価。「プレーオフ全17試合に出場し、打率.250/出塁率.290/長打率.359、1本塁打、7打点を記録した」と今季のPSを振り返りながら、「WS第6戦での重要な併殺を含む、試合の流れを変える守備をいくつも見せ、ロサンゼルスの連覇への望みをつないだ」などと綴っている。
さらに、短期決戦におけるメンタルの強靭さや守備の柔軟性などに加え、人間性にもフォーカス。「ヘルナンデスはドジャースにとって、代替不可能に近い価値を提供している」として、「数字を超えたファンとの感情的な結びつき」もそのひとつに挙げる。
また同メディアは、「彼は3度のワールドシリーズ制覇を経験し、深刻な痛みを抱えながらもプレーし、最も大きな舞台で結果を残し続けてきた」と今季までの貢献度を称えながら、「負傷によって(再契約の)時間軸はずれるかもしれないが、チームとの関係性そのものが変わったわけではない」と主張している。
そのうえで、「もしドジャースが2026年に歴史的な3連覇を成し遂げるとすれば──クエスチョンマーク付きであれ、キケ・ヘルナンデスの存在抜きにそれを想像するのは、やはり難しい」などと見通している。
今季終了後に左肘の手術を受け、現在はリハビリ中ではあるものの、“キケ”の復帰を待ち望む声は根強い。シーズンを通してチームに多様な影響を及ぼす34歳は、さらなるタイトル獲得に向け、不可欠な存在と言えるだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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