今日に至るまで47年に渡り写真家として活躍し、モータースポーツのドラマやクルマの美しさを写し出してきた小林稔氏の写真展『CHASING GRACE』が、12月19日(金)より東京・品川のキヤノンギャラリー Sにて開催される。
小林氏は1979年より『CAR GRAPHIC』誌のフォトグラファーとしてキャリアをスタート。以後、「写真とは、表面的な美しさを超え、その背後にある意思や情熱までをも映し出すもの」という信念の下、国内外のモータースポーツ、そしてロードカーの撮影で活躍してきた。モータースポーツ界では、国内トップカテゴリーであるスーパーフォーミュラ、スーパーGTのオフィシャルフォトグラファーであり、日本レース写真家協会(JRPA)の会長も務める。
今回の写真展では、モータースポーツにおける人とクルマが共に戦う時間とそこに生まれるドラマを写した報道写真と、時代ごとに変化するデザインや空気感を捉えたロードカーの数々を年代順に展示するとのこと。モータースポーツとクルマ文化を通して約半世紀という歳月を辿ることができる展示は必見だ。
展示はキヤノンギャラリー Sにて、2025年12月19日(金)〜2026年2月3日(火)までの日程で、各日10時〜17時30分まで行なわれる。年末年始の2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)、そして日曜・祝日は休館だ。
また1月17日(土)には、音楽プロデューサー松任谷正隆氏とのトークイベントを実施。残念ながらこのイベントは既に満席となってしまったようだが、1月31日(土)にはキヤノンホール Sでレーシングカーデザイナーの由良拓也氏、モータースポーツジャーナリストの高橋二朗氏を招いてのトークイベントを実施予定。こちらは現在申し込み受付中となっている。

