ロサンゼルス・ドジャースに移籍したフリーエージェントのエドウィン・ディアスが、古巣ニューヨーク・メッツではなくドジャースを選んだ最大の理由を明かした。現地12月15日、米スポーツメディア『ClutchPoints』が報じている。
ディアスは2025年シーズン、62試合に登板して6勝3敗、28セーブを記録。66回1/3を投げて98奪三振、防御率1.63と圧倒的な成績を残した。メッツで成功を収めた守護神の移籍決断は、多くのメッツファンに驚きと戸惑いを与えた。
同メディアによると、ディアスは自身のキャリアを踏まえた、現実的な判断だったと説明している。
「ドジャースは勝てるチームだ。キャリアのこの時点で、優勝するチャンスのあるチームでプレーしたい」と話し、さらに「選択肢はメッツかドジャースだったが、勝てると思ったドジャースを選んだ」と率直な心境を明かした。
実際、直近5年間のチーム実績を見ると、ドジャースはポストシーズンに5回出場し、地区優勝4回、リーグ優勝2回、ワールドシリーズ優勝2回を誇る。一方のメッツは、ポストシーズン出場が2回に留まり、地区優勝、リーグ優勝、ワールドシリーズ制覇はいずれも果たせていない。
2連覇を達成したドジャースは、26年シーズンも優勝候補筆頭と目されている。3年契約を結んだディアスにとって、チャンピオンリング獲得の可能性は極めて高いと言えるだろう。ディアスの発言と両球団の近年の実績を踏まえると、今回の移籍は契約金額以上に“勝てるチーム”を優先した選択だった。
構成●THE DIGEST編集部
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