強い同郷の絆が、移籍の“アシスト”になったのかもしれない。
現地12月12日、ロサンゼルス・ドジャースは、ニューヨーク・メッツからフリーエージェント(FA)になっていた救援右腕エドウィン・ディアスの獲得を正式発表した。3年総額6900万ドル(約107億円)の大型契約で合意した裏には、“キケ”の愛称で親しまれているエンリケ・ヘルナンデスの強力な後押しがあったようだ。
ディアスとキケは、いずれもプエルトリコ出身。2017年と23年のWBCで、ともに戦った間柄だ。そんなキケが14日、地元ラジオ局『AM 570 LA Sports』のインタビューで、ディアスとドジャースの交渉の舞台裏を告白した。
「少しだけ役を演じたんだ。アンドリュー(・フリードマン編成総責任者)に電話して、『この男を獲得する真のチャンスだ』と伝えた。俺のなかでは、ヤツが球界最高のクローザーなんだ」と、3歳年下の同胞の必要性を球団に訴えた。
「交渉が本格化していると知ってからは、本人にも連絡をした。『自分や家族にとってベストな選択をするべきだ。でも、ドジャースなら後悔しないと思う。保証するよ。君も、妻も、子どもたちも、問題なくやっていける。唯一の欠点は、プエルトリコから遠いことくらいだな』って伝えたよ」
さらにキケは、「何か必要なことがあれば、君の妻から俺の妻に連絡して、何でも聞いてくれていい。疑問があれば野球のことでも、生活のことでも遠慮なく相談してくれ」と、全面的なサポートを約束。「 ここに来れば、毎年勝つチャンスがある 」と渾身の口説き文句も忘れなかった。
一方、キケ自身は現在ドジャースからFAとなっている状況だ。再契約を待ち望むファンの声が多いなか、はたして新加入したディアスとの共闘は実現するのか。
構成●THE DIGEST編集部
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