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吉沢亮、映画「国宝」の歴史的快挙の要因は「我々が美しいから(笑)」

吉沢亮、映画「国宝」の歴史的快挙の要因は「我々が美しいから(笑)」

トークイベントに登場した吉沢亮
トークイベントに登場した吉沢亮 / 撮影:原田健

吉沢亮が、12月16日に都内で開催された「カンヌ監督週間 in Tokio 2025 映画『国宝』トークイベント」に、横浜流星、李相日監督、「監督週間」のアーティスティック・ディレクターのジュリアン・レジ氏と共に登場。映画の大ヒットの要因を聞かれて、苦しまぎれのジョークで乗り切る場面があった。

「カンヌ監督週間 in Tokio」は、2023年にアジア初の開催となり好評を博し、今回が3回目。名だたる監督たちを見出してきたカンヌ国際映画祭の唯一無二のセレクションである「監督週間」の最新ラインナップを、日本国内でいち早くスクリーンで鑑賞できる貴重な機会となっている。トークイベントでは、レジ氏が3人に質問をぶつける形式で進行した。

■李相日監督の愛のある厳しい撮影を回顧「なかなか絞られたなと」

登壇した吉沢は「公開から半年たって、またこうやって皆さまの前に立てて、本当に熱が下がらないままいろいろなプロモーションなどにも参加させていただいてる日々で、本当にこの作品が多くの方に広がっているんだなというのを実感している日々でございます」とあいさつ。

そんな中、「納得できるまで何度もテイクを重ねる」というこだわりの強い李監督との作品づくりにおいて大変だったことを聞かれた吉沢は「何回もやらされるのですが、なぜやらされるかが分からないっていう…。普通は、もう一回ってなったら『ここはもうちょっとこうかも』みたいな監督の演出があってやるんですけど、李監督の場合は『もう1回』しか言わない。何が駄目なのかを教えてくれないっていうのが“厳しさ”でもあり“愛情”でもあるなと思いながら現場で受け止めていました。『自分で分かるまでやらせる』というのは、なかなか絞られたなと」と明かした。

■22年ぶりとなる歴史的な偉業達成について持論を展開

ほか、22年ぶりに邦画実写作品の歴代興行収入を更新する大ヒットの要因について聞かれると、3人は互いの顔を見合わせながら困惑。李監督が「(大ヒットの)特徴はとにかく年齢層の幅が広いってことなんです。本当に若い人から、僕が聞いている限りでは90代の方も見に行っていただいている。しかも何度も。この作品は『歌舞伎の話だし、3時間あるし、特に若者には難しいんじゃないか』という予想がたくさんあったんですけど、もしかしたら10代や20代前半の方たちにとったら、こういった映画体験が初めてだったんじゃないかなと。理屈を超えた映画の力を浴びる経験を、若い方はしてくれたんじゃないかと。あと、年齢層の高いご婦人方は、とにかくこの二人が美しければいいんだなと。いや、そんなことはないか(笑)」と二人の美しさも大きな話題だったことにも触れつつ持論を展開。

続いて、意見を求められた吉沢は苦しまぎれに「まぁ、我々が美しいから…(笑)」とおどけて笑いを誘いつつ、「僕自身、こんなにも多くの方に見ていただける作品になるっていうのを想像していなかったので…(悩)。なんだろう…。そもそも、歌舞伎という“誰もが知っているけど、深く知っている人はそんなに多くない”っていう部分を、ちゃんとエンターテインメントとしてお届けできたことで、歌舞伎というものの理解を深めることができて、日本文化への誇りみたいなものを刺激できたのかもしれない」と述懐した。

◆取材・文=原田健

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