『FANTASTIC GATE 2025』後楽園ホール(2025年12月16日)
オープン・ザ・ツインゲート選手権試合 ○Riiita&JACKY KAMEIvsルイス・マンテ&デムース×
KAMEI&Riiitaがマンテ&デムースを破り、ツインゲート王座初防衛。快勝したRiiitaは「俺たちが最強タッグチームのジャッキーリータだ!」と吠えた。
KAMEI&Riiitaは11・3大阪大会で吉岡勇紀&ドラゴン・ダイヤを破り、ツインゲート王座を戴冠。RiiitaはKING OF GATEでベスト4入りを果たし、シングル戦線でも結果を出して、初防衛戦に臨むことになった。
挑戦するのはマンテ&デムースのメキシカンコンビだ。12・6札幌大会でマンテが、12・9横浜大会でデムースがそれぞれKAMEIを撃破して挑戦表明。ツインゲート挑戦が決定した。KAMEIとマンテは元BIG HUG対決となった。
マンテはデムースに合わせて、顔面を白くペイントし、額にツノを生やして登場する。そんなルチャコンビが先制に成功。次々と串刺し攻撃を浴びせると、マンテがKAMEIをゴリースペシャルに捕らえたままRiiitaをジャイアントスイングでぶん回す荒技を披露した。そこにデムースが低空ドロップキックを放って加勢。2人はKAMEIの乳首に噛みついて暴走すると、同時ジャベでも拷問し、デムースがマンテを背負ってのボディプレスもさく裂。一方的にKAMEIを痛めつけた。
しかし、KAMEIは体格差をものともせずに反撃に転じる。マンテの肩で立ち上がってからのフランケンをズバリ。Riiitaも飛び込んでかく乱し、ルチャコンビを場外に追いやると、Riiitaがトルニージョ、KAMEIがトペコンヒーロを時間差で敢行した。そして、デムースに猛攻。ダブルフェイスクラッシャー、ダブル低空ドロップキックを決めると、マンテにも連係を狙う。
読んだマンテはパワーボム、風車式バックブリーカーで2人を足止め。王者組を正面衝突させると、同時MCK(変型アルゼンチンバックブリーカー)も決まった。Riiitaを孤立させると、デムースのキャノンボール、マンテのみちのくドライバーIIもさく裂する。
さらに、ルチャコンビはハイジャック式フランケンをコーナー上から狙うも、ロープ上のマンテをKAMEIが雪崩式フランケンで叩き落とす。Riiitaも雪崩式ミステリオラナをデムースにズバリ。すかさずKAMEIがトルベジーノ、Riiitaが飛びつき式逆打ちをマンテに繰り出し、エプロンに追い込んだ。ここがチャンスと、KAMEIはコーナーーナーからダイブしてマンテに飛びつく捨て身の断崖式フランケンを繰り出して場外に分断。Riiitaに勝負を託す。その気持ちに応えたRiiitaはリバースフランケンから得意のRiiitanicをデムースに決めて3カウントをもぎ取った。
体格差があったルチャコンビ相手に、終わってみれば盤石の初防衛。2人は自信満々にベルトを掲げる。バックステージでは強気に「物足んねえ」と口を揃えると、KAMEIは次なる防衛戦に向けて、「誰でもいいぞ」とアピール。Riiitaは「俺たちが最強タッグチームのジャッキーリータだ!」と自信満々に宣言した。
【試合後のKAMEI&Riiita】
▼KAMEI「何だ? コラ! 何だ? ルイス・マンテ、デムース。余裕すぎてあと一つ返すとこだった」
▼Riiita「カメちゃん、こんなもんかよ?」
▼KAMEI「物足んねえな」
▼Riiita「物足んねえよ」
▼KAMEI「思ってたのと違うな。まだまだやれるぞ」
▼Riiita「ジャッキーリータ、日本ナンバー1タッグ? いや、世界ナンバー1タッグ」
▼KAMEI「いけるな」
▼Riiita「いけるよ」
▼KAMEI「誰でもいいぞ」
▼Riiita「俺たちが最強タッグチームのジャッキーリータだ!」
▼KAMEI「覚えとけ!」

