『FANTASTIC GATE 2025』後楽園ホール(2025年12月16日)
第97代オープン・ザ・トライアングルゲート王座決定リーグ戦 △望月ジュニア&豹&Ben-Kvsストロングマシーン・J&U-T&Kzy△
LOVE&PEACEがトライアングルゲート王座決定リーグ戦でNATURAL VIBESと熱戦ドロー。ベルト獲りへなんとか望みをつないだ。
帆希が負傷欠場のためPSYPATRAのシュン・スカイウォーカー&ギアニー・ヴァレッタとともに保持していたトライアングルゲート王座を返上。それを受けて、PARADOX、NATURAL VIBES、LOVE&PEACE、D'Courage、我蛇髑髏の5ユニットが参加する第97代オープン・ザ・トライアングルゲート王座決定リーグ戦が開催されることに。上位2チームが12・27神戸大会で王座決定戦を行う。
12・3後楽園大会でベルト奪取、さらには長期政権樹立を予告した我蛇髑髏の箕浦康太&KAI&ジェイソン・リーはすでに公式戦を終えており、3勝1敗で決勝進出が確定。残り1枠を狙うNATURAL VIBESのマシーン・J&Kzy&U-TとLOVE&PEACEの豹&Ben-K&ジュニアが公式戦で対戦した。1勝1分のNATURAL VIBESは勝てば決勝進出が決まる状況だった。
NATURAL VIBESの決勝進出を阻みたいLOVE&PEACEがU-Tを攻め立てて先に流れを掴む。一方、NATURAL VIBESもジュニア相手に立て直しに成功すると、試合はシーソーゲームの様相に。攻守が次々と入れ替わる展開となった。
LOVE&PEACEはアルゼンチンバックブリーカー競演で歓声を呼び込むが、NATURAL VIBESも豹に連係攻撃を重ねて応戦。Kzyがダブルアーム式DDTやランニングエルボースマッシュを繰り出していく。だが、ダイブ攻撃は豹がダイヤモンドカッターで迎撃。割って入ったBen-KがKzyにジャーマンを決めると、豹のHunting、ジュニアの高角度ジャーマンが連続してさく裂した。
しかし、U-Tがカットイン。残り時間3分となると、今度はマシーン・J&U-Tがジュニアを狙い撃ちに。マシーン・Jが豪快なラリアットを振り抜くが、魔神風車固めは不発。再び流れが逆転すると、LOVE&PEACEが反撃に打って出た。攻め込まれたU-Tも丸め込みなどで必死の抵抗。豹のサムソンドライバーを食らっても自力で肩を上げる。残り1分を切ると、両軍の大技が連鎖。Ben-KとKzyが真っ向からエルボーを打ち合い、痛み分けとなったところで、時間切れ引き分けのゴングが鳴り響いた。
勝てば突破確定だったNATURAL VIBES相手に引き分けに持ち込み、LOVE&PEACEが首の皮一枚をつないだ形に。現在の勝ち点はNATURAL VIBESは4点、LOVE&PEACEは3点で両チームとも勝ち点0のD'Courageとの公式戦を残しており、混戦の中、リーグ戦は終盤を迎えることになった。
【試合後の豹&Ben-K】
▼豹「クソ。最後ちょっとやばかった」
▼Ben-K「最後…クソ」
▼豹「最後、押し押しで行けると思ったけど」
▼Ben-K「最後、あの状況になったらこん身のスピアーをぶち込めば…」
▼豹「ぶち込むだけだったよ、あとは」
▼Ben-K「悔しいな」
▼豹「粘り強いな、あいつら。この後はPARADOXとD'Courage。俺ら今3点。二つとも勝てば何の問題もない」
▼Ben-K「なんの問題もない」
▼豹「大丈夫。見てもらったらわかる通り望月ジェニアも絶好調だ。あと二つ、絶対俺たちが獲って、年内、ツインとトライアングル、LOVE&PEACE全員がチャンピオンになって、いい1年で締めくくりたいと思いますので」
▼Ben-K「よっしゃ、間違いないね。切り替えてジャッキーリータの応援に行こうか。どうもありがとう」
▼豹「大丈夫、大丈夫」

