「保障利回り○%」は疑え
不動産の所有権、土地の権利、あるいは抵当権や借地権といった、物件に関わる法的な権利関係が複雑だったり、不明確だったりする物件には、注意が必要です。将来的に大きなトラブルに発展するリスクがあります。
特に新興国では、外国人による土地所有が制限されている場合も多く、借名契約のようなスキームを勧めてくる業者もいますが、何かしらのトラブル(乗っ取りなど)が起きる可能性もゼロではありません。
その物件の周辺環境(治安、騒音、インフラなど)や、将来的にそのエリアがどのように変わっていくのかも、不動産の資産価値に大きな影響を与えます。地図やインターネット上の情報だけでなく、現地を訪れ、ご自身の目で環境を確認することが重要です。
「保証利回り○%!」といった謳い文句で、異常に高い利回りを提示してくる物件には、とりわけ注意が必要です。その高い利回りが、どのような根拠に基づいて算出されているのかを確認しましょう。多くの場合、こうした「うますぎる話」の裏には、隠れたリスクや突然の利回り保証の支払い停止など、トラブルも少なくありません。
文/宮脇さき
世界の新富裕層はなぜ「オルカン・S&P500」を買わないのか
宮脇 さき
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