サッカー元日本代表DF冨安健洋がオランダの強豪アヤックスと、12月16日(日本時間17日)に正式契約を結んだ。世界トップクラスのアーセナル(イングランド)に所属していたが、
「膝の故障などで、今季はわずか5分しかプレーしていません」(サッカー担当記者)
そんな冨安の復活を確信していたのが、日本代表の森保一監督だ。
「必ず戻ってくると思っています」
昨年6月から離れている代表復帰に向けて、そう示唆していた。来年のW杯で、日本はオランダと初戦でぶつかるが、
「森保ジャパンにとって、久々のいいニュースです」(前出・サッカー担当記者)
冨安の契約期間は来年6月までの半年。日本代表OBが明かすには、
「多くの欧州の強豪クラブが獲得調査をしたものの、膝の状態がよくないとして見送られた。27歳という年齢は、サッカー選手としてこれからの時期。Jリーグへの復帰も模索していましたね」
冨安の復帰はポジティブな発信ばかりと思いきや、戦々恐々としている選手がいる。39歳で5大会連続のW杯出場を目指す長友佑都だ。
「佑都の存在感は絶大」
森保監督はそう評しているが、実際は厳しい。日本代表の長谷部誠コーチは、
「もっとできなきゃいけない。彼に言うのは僕しかいない」
プレー面については「ダメ出し」しており、5大会連続出場を目指すメンバー入りは土俵際の状況にある。
実は冨安だけではない。W杯に向けてドイツの強豪バイエルン・ミュンヘンDF伊藤洋輝も、3月の負傷(右足中足骨骨折)から復帰している。
「森保監督はどの選手にも複数のポジションで、トップクラスのプレーを要求します。伊藤をめぐる代表メンバーの編成については『彼はそれこそ、日本代表として戦っている』と、欧州の強豪クラブで先発起用されていることを重視しています」(前出・日本代表OB)
来年3月には欧州プレーオフから進出するW杯対戦国が決まるが、
「しっかり視察することになる」(森保監督)
すでに伊藤はドイツで先発復帰しており、冨安も順調にプレーできれば「DFの2枠」はこの2人で埋まる。押し出される候補はどうみても、長友だといっていい。
(小田龍司)

