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「ここ、モザイク入るの!?」昔のドラマに思わず苦笑…消える昭和・平成の表現。その配慮、過剰じゃない?

「ここ、モザイク入るの!?」昔のドラマに思わず苦笑…消える昭和・平成の表現。その配慮、過剰じゃない?

昔のテレビにあったもの


あの頃の熱量はどこへ?(写真:iStock)

 ただ、表現のすべてを“今の基準”で塗りつぶしてしまうのは違うと思う。作品の皮膚感覚まで消してしまうような規制は、「歴史をなかったことにする」行為に近い。

 昔のテレビには、自由さがあった。

 演者も視聴者も“わかって”楽しんでいた。多少の過激さも、全体の空気感の中で成立していた。今のように、何かあるたびSNSで炎上することもなかった。

 だからこそ、表現の幅が広がり、名作ドラマや伝説的バラエティが次々と生まれたのだ。

今こそ必要なエンタメのエネルギー


またテレビで思い切り笑いたい(写真:iStock)

 私は思う。

 配信のモザイクをただ戻せ、とは言わない。けれど、作品そのものの魅力を損なうような過剰な自主規制は、そろそろ見直されてもいいんじゃないか。

 昭和・平成初期のテレビの“自由さ”は、今こそ必要なエンタメのエネルギーだと思う。

 あの時代のテレビが面白かったのは、完璧だったからではなく――不完全で、雑で、ちょっと危なっかしくて、でもそこに“生きた人間”がいたからだ。

 配信時代になっても、作品が持つ本来の熱量は、ちゃんと残してほしい。モザイクなんかじゃ隠せない面白さが、あの時代には確かにあったのだから。

(おがわん/ライター)

配信元: コクハク

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