各地のスキー場がオープンするこの時期。12/16に26BRAVOSKI vol.2が発売します。
標高の高いアルパインエリアでは少しずつ積雪を増すものの、全面オープンしているスキー場はまだまだ少なめ。ですが、国籍や年齢を問わず多くの人がスキー場を訪れ、この時期ならではの軽い雪や地形の出た斜面を楽しんでいます。規模の大小ではなく、どれだけ面白がって滑れるか。この冬はそんな視点で各地を巡るのも良いかもしれません。なにせ日本国内には400ヵ所近いスキー場があるんですから。
冬を待ちわびた皆さん。いよいよみんなの季節が到来です。
CONTENTS
「BS PICK UP」

リミテッドモデルが続々リリースするなかで、とくに注目したのはFACTIONから登場した星野洸我の名を冠したスキーです。これは紛れもなく星野洸我の名を冠したプロモデル。日本人の名が載ったスキーはこれまで2本誕生しています。サロモンからは遠藤淳平。ブリザードからは佐々木明。星野洸我はそれに次ぐ3人目となりました。スキーヤーなら誰しも夢見る自分のスキー。その喜びの声をじっくり聞いています。
「BS TOPICS」

今季は4年に一度の五輪開催のときです。滑ることで忙しないシーズン中ですが、いまのトップシーンをチェックしたり、好きなスキーヤーを応援する楽しみ方もこの冬ならではです。ミラノ五輪のほか、初開催となるFIS主催のフリーライド世界選手権、日本での開催は6年ぶりとなるモーグルW杯。ヨーロッパで開かれていた噂のイベントニセコ開催など、話題が目白押しです。
「Destination Ski Area いつもと違うスキー場、雪山、斜面へ移動開始!!」


全国には400箇所近いスキー場があるといいます。施設やサービスが進化し続けるリゾートがある一方で、昔ながらの雰囲気を守りながら地道に運営される小規模なスキー場も少なくありません。まだまだ滑りたい斜面やゲレンデは数え切れないほどあるはずです。車を数時間走らせればスキー場にたどり着けるという環境は世界中を見渡しても稀です。ならば、シーズンに一度は、滑ったことがない地域に行ってみよう。冬の4ヵ月は気がつけばあっという間に過ぎ去っていきます。雪がある限り、この冬を最大限に楽しみましょう。なお、この特集企画は4パートから構成しています。
「Part.1 山形、スキー場巡りの旅」

紙チケとペアリフトの印象が強く残った山形トリップ。個性的なスキー場へと足を運んだのはローカルの丹野幹也に粋なスキー場を案内してもらったからです。天童市を拠点にしながら四方八方を巡るスキー旅ルポ。初めて行くスキー場は何年スキーをやっていても、新鮮で刺激的なものです。
「Part.2 BaseCamp 街に拠点をもち、ゲレンデを駆けよう」

スキー場をはしごしながら滑るには利便性のいい拠点となる街が近くにあると良い。ここでは半径50km圏内に大小さまざまなスキー場がある4つの地域をピックアップしてみました。宿泊・飲食が十分にできる街を足場にして、その時々の状況によって、東西南北へと移動すれば、その日のベストは導き出せるはず。この冬はベースキャンプを作って、エリアの隅々まで堪能しよう。とある地域では実際に周辺スキー場を巡った実例も紹介しています。
「Part.2 BaseCamp番外編 INNSBRUCK 」

国内の4地域をピックアップした企画の番外編としてヨーロッパの街をピックアップしました。一年を通して山のアクティビティを満喫しながらヨーロッパのシティライフも楽しみたい人や、一年中いろいろなスキー場や山を滑り込みたい、フリースキーヤーにとっては最高な場所。それがインスブルック。昨季、シーズンを通して過ごした笹田知里が現地事情をガイドします。
「Part.3 Trip Item 家を出た瞬間にスキーは始まる」

フィールドと街とをシームレスに繋ぐアイテムは、使い勝手がいいものに限ります。日常使いもしやすく、スキー場への移動時はもちろん、さらには雪山でも性能を発揮するような逸品。スキーヤーには欠かせない、冬のオールラウンドアイテムをチョイスしてみました。
移動は旅です。 非日常を快適に楽しむ準備を整えましょう。また、憧れのキャンピングカートリップ記事も収録し、移動のイメージを高めるのに最適ですよ。
「Part.4 The Resorts 必見。滑っておきたいスキー場」

そろそろ、冬の滑走プランが具体的になってきた頃では? ここでは、この冬に滑っておきたいスキー場を厳選して紹介します。今まで訪れたことがないスキー場を滑ったり、しばらく足が遠のいていたスキー場に行ったりすれば、そこには新鮮な驚きや再発見があるものです。
「Guide_1〜4」

特集企画のPart.1〜4の合間にはガイドページが4企画点在しています。いずれも少し目線を変えて、行ってみたくなるスキー場ばかりを集めてみました。内緒にしたいけど……ここ良いよ、東北編とゲレンディング.com編。ナイター。ゲレ食。スキートリップへ向かうちょっとした参考にしてみてください。
「RIDE WITH THE SOUL!! JFO 白馬コルチナでは最後の開催」

ジャパン・フリーライド・オープン(以下JFO)の運営チームは、この大会を開くにあたって「日本に根付く形で10年続く大会」と「世界に誇れる内容」を基本理念として最初に掲げていました。ゼロから積み重ねてきた大会は11回目を迎え、今では多くの参加選手や関係者がJFOに携わり、当初の理念を達成したと言えるでしょう。
この11年間で日本のフリーライドシーンは大きく変化し、新たな局面を迎えはじめています。こうしたフリーライドの景色の中で、JFOが果たすべき役割と描くべき未来を深く考察した結果、運営チームは次のビジョンに向かって進むため、第11回大会で一旦の区切りとすることを決めました。
白馬コルチナで競い合うJFOは、2026年で最後です。いつも出ている人、参加しようか迷っていた人、ここ最近はご無沙汰だという人、この冬は出場する理由が生まれましたね。
まずは、クリック合戦という大会エントリーの関門をくぐり抜けましょう。
「厳選 スノーリゾートガイド’26」

雪山の魅力は、ひとつじゃない。
滑り・食・宿・遊び・癒やし――スキー旅を豊かにする5つの視点で、魅力がぎゅっと詰め込まれたスノーリゾート15を厳選してご紹介。心を動かす体験を求めて2026の冬旅へ出かけよう!
「フリースキーの頂 五輪を前にコンペシーンの現状を俯瞰する」

いよいよミラノ・コルティナ五輪が目前に迫るなか、〝フリースキーシーンの今〞を、現場の最前線を知る人物の証言を交えて検証。あわせて、近藤心音をはじめとした日本チームの現在地を探る
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