エバースを追い越したい!
――ほかのファイナリストの中で意識しているコンビはいますか?それはなぜ?
山下 やっぱりエバース。昨年もすごくいい成績を残しているんで。その前(2023年)から一緒か。
ベーやん そうです。
山下 僕らが初めて準決勝に行ったときからエバースも準決勝に行っていて。「M-1ツアー」も一緒にやったりしているんですけど、その中で頭ひとつ抜かれたんで、今回はなんとか追いつけ追い越せで。
ベーやん 追い越したいですね。
山下 エバースに勝てば、優勝に近づけると思います。
ベーやん 個人的にはたくろうのきむらバンドです。一緒に(ルーム)シェアしていたんで、一緒に決勝に行けることがすごく嬉しいです。それと同時に、“家族”と戦わないといけないのかという思いもあるので、意識はしています。
山下 何年、住んでた?
ベーやん 5年くらい住んでいたんで、すごくエモいけど……というところですね。
――準決勝後、きむらさんと言葉を交わしましたか?
ベーやん 「やっとだね」と。
――どちらが?
ベーやん 僕が。そしたら、きむちゃん(きむらバンド)が抱きしめてきました。
――それはエモい……!

――優勝賞金1000万円の使い道は? 500万円ずつ均等に分けますか?
山下 そうですね。
ベーやん 500万円ってどうやって使うんですか?
山下 お前は家族がおるし、使い道なんかいっぱいあるやん。
ベーやん え〜? あ〜でも、そうですねえ、家族のために、車ですかね。えぇファミリーカーに乗り換えたいですね。
山下 僕は今、彼女と一緒に住んでるんですけど、優勝して東京進出しますとなったとしても、このまま大阪にいますとなったとしても、どっちみち引っ越し資金にしたいです。あと僕も車買いたいですね。でもあれか、東京行ったら車いらんもんな。
ベーやん いやでも、いいんじゃないすか。車買っても。
山下 もし大阪におるってなったら、車買おうかな。
――東京進出となったら、ご家族は?
ベーやん その辺はまだわかんないです。たぶん一旦は、僕だけかなっていうのは思っていますね。僕1人で住むんやったら本当にどこでもいいんで。ザコい家でも、寝れたらよし!
神社に行って感謝を伝えてから決勝へ
――決勝当日に実行したい最強のルーティンがあれば教えてください。
山下 (ベーやんに)なんかしてる?
ベーやん 僕は朝、家から一番近い神社に行ってます。準決勝の日も出発前にお参りして、その日を迎えられたことへの感謝を伝えてから来ました。決勝の日もちゃんと感謝を伝えてから新幹線に乗りたいと思います。
山下 僕は最近のルーティンとして、新幹線の移動中にGLAYを聞くことにしていますね。
ベーやん GLAY!? どの曲ですか?
山下 GLAYのベストをひたすらに流して。
ベーやん GLAY、そんないいんすか?
山下 TERUさんに感謝を伝えたい。ほんまに。ギターのTAKUROさんが、TERUさんの声に合わせて曲を作ってんねんて。
ベーやん へぇ〜! それ相当すごいな!
山下 そこのチームワークも、僕は「すごいな」と。自分たちの漫才もそうできたらいいなと思いながら、GLAYを聞いてます。
ベーやん あぁ、そうですね!
山下 そうです。

――今回のM-1で、印象に残っている出来事を教えてください。
山下 正直、ネタは昨年の方が自信あったし、「今年はどうなんやろう?」という感じだったんです。でも、劇場の人たちや、『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』を獲ったツートライブさんらが、「今年は絶対いける!」と声をかけてくれて。それがなんでなんかは、僕はわかってなかったですし、正直自信もなかったんですけど、それでもほんまにいけたんで。
ベーやん 確かに。
山下 やっぱりそういう人たちって、何かみえてんねやっていうのが印象に残っています。
ベーやん M-1の準決勝が終わったら、みんなで(結果発表までの)空き時間に一緒にご飯食べに行くお店があるんです。そこに行ったら、2組は絶対、決勝に行くというジンクスがあって。それはカベポスターの浜田と、マユリカの中谷さんとずっと続けているやつらしくて。昨年は中谷さん、ジョックロックの福本ユウショウさん、ドーナツ・ピーナツのドーナツさん、浜田、僕の5人で行ったら、ジョックロックさんが決勝行って、マユリカさんは敗者復活で行って。今年はたくろうのきむらバンド、例えば炎の田上、浜田、僕で行ったら、僕らとたくろうが行ったんで、ジンクス通りだなって。お店の人も覚えていて、「4年連続でありがとうございます」って感謝してくれました。