
国や文化が異なることで、働き方の「当たり前」も大きく変わった経験はありますか?
中には、海外で働いた経験から、日本の時間感覚について考えさせられたという声がありました。
今回MOREDOORでは、海外に行って驚いたエピソードをご紹介します。
※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。
Sさんの場合
夫の仕事の都合で、東南アジアの国に数年間住むことになり、私も現地の会社で働くことになりました。
日本では9時開始の職場に勤めていましたが、暗黙のルールで社員は8時45分ごろには出社し、9時になった時点で、すでに仕事が始まっているのが当たり前という雰囲気でした。
ところが、現地で勤めたオフィスの文化はまったくの別世界。
出勤時間前にオフィスに到着
9時開始と聞いていたので9時前に出社すると、オフィスには数人いるだけでした。9時半ごろから人がパラパラと集まり始めるのです。
「こんなに遅く来て、さぞ慌てて仕事を始めるのだろう」と思っていたのですが、実際はその逆。
出社してPCをデスクに置くと、今度はコーヒーと朝ごはんを買いに外へ。買ってきたものをもぐもぐ食べながら、ようやく仕事を始めるのは10時近くというのが日常でした。