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トラウト来季再びセンター起用か エンジェルスGMの理想を米バッサリ「負傷歴を考えると酷使するのは非現実的」

トラウト来季再びセンター起用か エンジェルスGMの理想を米バッサリ「負傷歴を考えると酷使するのは非現実的」

現地12月16日、ロサンゼルス・エンジェルスのマイク・トラウトが、2026年シーズンは再び中堅手としてプレーする可能性が浮上していると、MLB公式サイト『MLB.com』が報じた。

 同メディアによると、エンジェルスのペリー・ミナシアンGMはトラウトの起用法について「私は何も排除していない。春季トレーニング時点でのチーム状況や、何が勝利に最もつながるかを見極めたい」と話し、「(トラウトが)中堅を守る日もあれば、左翼、あるいはDHの日もあるかもしれない」と、複数ポジションでの併用を示唆した。
  エンジェルス時代の大谷翔平(現ロサンゼルス・ドジャース)の盟友として日本でも周知されているトラウトは過去MVP3度、オールスター11回選出を誇る米球界屈指のスーパースターだが、近年は故障でシーズンを途中離脱するケースが増えている。34歳を迎えた25年シーズンはコンディション維持を目的に守備に負担のかかる中堅から右翼へ転向。19年以来となる130試合に出場し、打率.232、26本塁打、64打点、出塁率.359、OPS.798を残したが、全盛期に比べれば数字はやや下降気味だ。

 その右翼での出場は今季わずか22試合にとどまった。4月下旬には一塁ベースを踏んだ際に左膝を痛めて負傷者リスト入り。復帰後は106試合で指名打者(DH)を務め、外野守備にはつかなかった。ミナシアンGMは「トラウトのコンディションが良ければ、高いレベルで外野を守れる。彼は外野でプレーすることに意欲的だ」と語り、復活への期待を口にしている。
 
 だが一方で、球団は慎重な姿勢を崩していない。『MLB.com』は「近年の負傷歴を考えると、トラウトをセンターで酷使するのは非現実的だ」と指摘。ミナシアンGMも「センターの補強が必須とは言わないが、注視しているポジション」とも話し、フリーエージェントやトレード市場での補強を含めた柔軟な編成方針を示唆した。

 完全復活を目指すトラウト。再び守備の要である中堅手に戻れるかどうかは、本人のコンディションとチームの補強戦略のバランスに左右されそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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