『SUNNY VOYAGE 2025』神奈川・保土ヶ谷公会堂(2025年212月17日)
○AMAKUSAvsHi69×
元日武道館大会で高橋ヒロムのGHCジュニア王座に挑戦するAMAKUSAが、Hi69との一騎打ちで“覇王の記憶"が覚醒。“ツバ吐き"の屈辱にさらされたGHCジュニアベルトの奪回を固く誓うと同時に、ヒロムを断罪した。
AMAKUSAに「そんな“のらりくらり"じゃノアジュニアにベルトを取り返せない」とHi69が猛ゲキを飛ばしたことで、急きょ組まれた一騎打ち。かつて『金剛』に存在した覇王はAMAKUSAと瓜二つなだけに、“仁王"として活動していたHi69とは“覇王vs仁王"対決といえなくもないシチュエーションだった。
トペスイシーダで先制したAMAKUSAに対し、Hi69はコーナーから場外へ突き落としたり、場外でボディスラムを決めたりと容赦ない攻撃で逆襲。何度も「覇王!」と叫びながら激しい打撃戦に持ち込んだ。対するAMAKUSAも感情をあらわにし、喧嘩腰にサッカーボールキックで蹴り飛ばすと、今度はビンタ合戦で気持ちをぶつけ合う。AMAKUSAは「効かんぞ!」と叫んで、自ら頬を突き出す場面も見られた。
一方、Hi69はトランスレイヴ2連発でペースを掴むと、あえてヒロムの必殺技・TIME BOMBで叩きつける。まるで元盟友へのゲキのような大技から、さらにストゥーカスプラッシュも完璧に決まったものの、AMAKUSAは意地のキックアウト。フラフラになりながらも立ち上がると、完全に覚醒状態となり、ビンタ合戦を自ら仕掛けていく。なりふり構わず頭突きをぶち込むと、バズソーキックを一閃。「仁王!」と絶叫しながらみちのくドライバーIIを決めたAMAKUSAは、覇王の必殺技・ファイヤーバードスプラッシュで3カウントを奪った。
ついに“覇王の記憶"を覚醒させてヒロム戦へ開眼。試合後はノーサイドでHi69と握手し、Hi69の呼びかけに応じて“覇王&仁王ポーズ"をキメて場内も大きくどよめいた。
かつての相棒による体を張った猛ゲキを受け取ったAMAKUSAだが、バックステージでは再び記憶が薄れ「今宵はHi69殿に感謝。それがなぜだかわからぬが、今も強き信念だけはここに残っておりまする」と話した。
一方で王者ヒロムには怒りを募らせる。ヒロムが新日本マットで抗争中のカラム・ニューマンが、GHCジュニアベルトにツバを吐きかける一幕があったばかりとあって、「高橋ヒロム、至宝を汚した罪は重い。貴様だけは我が裁く」とヒロムを断罪しながら、王座奪回への思いを一層深くした。
【AMAKUSAの話】「今宵はHi69殿に感謝。それがなぜだかわからぬが、今も強き信念だけは(胸を叩いて)ここに残っておりまする。高橋ヒロム、至宝を汚した罪は重い。貴様だけは我が裁く」

