ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手が現地9月24日(日本時間25日)、敵地でのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に2番手で救援登板。1回13球を投げ、2三振無失点の好投を見せた。
右肩インピンジメント症候群で5月13日に負傷者リスト入りしていた佐々木が、ついにメジャーの舞台に戻ってきた。マイナーでの7試合の登板を経て、前日23日(同24日)から再合流。この日は、先発ブレイク・スネルの後を受けて、3-1とリードして迎えた7回にマウンドへ上がった。 佐々木は先頭のジェームズ・マッキャンを三ゴロに打ち取ると、続くティム・タワ、さらにイムデマロ・バルガスを連続三振に打ち取った。バルガスに対して、最後に投げたフォーシームは100マイル(約160.9キロ)をマークしている。
佐々木の見事なリリーフにNHK BSの中継で解説を担当していた元メジャーリーガーの岩村明憲氏は、「最後の球は完璧でしたね。アウトコースいっぱいで。敢えていうなら彼にとっては、非常にいい立ち上がりだったと思います」と称えた。また、「 自信を無くしそうな時もあったと思うんですが、そういうのを乗り越えてのマウンドでしたから、いろんな思いがあったと思います 」とここまでの苦難の道のりを慮った。
一方、Abema TVで解説をしていた同じく元メジャーリーガーで栃木ゴールデンブレーブスでプレーをする川崎宗則氏は、佐々木の100マイルのフォーシームに「うぉぉー、He is Back!!」「この朗希の笑顔が嬉しい」と大興奮。やはり解説のMLBアナリストの福島良一氏も「たった13球。うち二つが三振。圧巻のピッチングでした」と称賛した。
構成●THE DIGEST編集部
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