F1公式YouTubeチャンネルは現地12月17日までに「F1ドライバーが自身の2025年シーズン前予想ヘリアクション」と題した動画を公開した。そのなかでウィリアムズのアレックス・アルボンは、レッドブルの角田裕毅について自身の予想を振り返り、日本人ドライバーの将来を見通した。
角田は25年シーズン、４年間在籍したレーシングブルズを離れ、第３戦日本GPからレッドブルへと昇格を果たした。しかしマシンへの適応に苦しみ思うような結果を残せず、26年シーズンはテスト兼リザーブドライバーへの降格が決まっている。
アルボンもトロ・ロッソ（現レーシングブルズ）からF1デビューした19年シーズン途中にレッドブルへ昇格したものの、マシンへの適応とマックス・フェルスタッペンのチームメイトというプレッシャーに苦しみ、21年にテスト兼リザーブドライバーに降格。角田と同じ境遇を経験した理解者の一人だ。
21年にF1デビューを果たした角田の良き指導役でもあったアルボンは25年シーズン前のワイルドカード予想に「角田の表彰台獲得」と書いていた。これを振り返り、「実現はしなかったね...ちょっと悲しい」と気まずい表情。続けて「実際、来年はレースに出られないから、本当に悲しいよ！」と後輩のシート喪失を嘆いた。
ただ、「僕はユウキのファンだ。ユウキは必ず復帰して、表彰台に上がる」と断言。「僕も表彰台に上がるから、すべて思い出として懐かしむだろうね」と前向きに今後の展望を語った。
構成●THE DIGEST編集部
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