今季は中日ドラゴンズでプレーした佐藤龍世が、12月17日に自身のインスタグラムを更新。現役引退を表明した。
北海高と富士大を経て2018年ドラフト会議で埼玉西武ライオンズから7位指名を受けた佐藤は、ルーキーイヤーから1軍に出場。52試合で13安打2本塁打をマークした。
その後、21年途中に北海道日本ハムファイターズに移籍し、23年には西武に復帰。24年は一時期4番打者を託されるなど、球団から期待を寄せられた。ただ、シーズンを通じての活躍はできず、25年に加入した中日でもポジション確保にいたらず。今季は23試合に出場して打率.197、13安打、3打点だった。
プロ7年目で現役引退を決断した28歳は、所属した3球団での写真を公開。「ー完ー」と切り出し、以下のように綴った。
「良い時も悪い時も応援してくれたファンの皆様には感謝しかないです。3球団どのチームのファンも温かく楽しく野球できました、ほんとにありがとうございました!そして最高の仲間達と野球できたのは一生の宝物です!そしてこの偉大な男の背中を追い続けた7年間 どう足掻いても足元にも及ばなかったけど これからも背中を追っかけて行きます」
「一旦野球とは離れますが佐藤龍世の人生はこれからもまだまだ続いてくのでこれからもよろしくお願いします!僕に関わってくれた全てのファンの皆様、仲間達、先輩達、後輩達、指導者スタッフのみなさんありがとうございました!これからの事を色々インスタ通して発信していくのでこれからもよろしくです!」
この投稿にコメント欄は、労いとともに「とても悔しいです。まだまだ龍世くんが野球する姿見たかったです」「悲しいよ。悔しいよ」「龍世引退するのほんま寂しい」「もったいない!!」といった、“未完の大器”の道半ばでの一区切りを惜しむ声も一部寄せられた。
構成●THE DIGEST編集部
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