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大改革はじまる、戸狩温泉スキー場。異⾊の経歴を持つ新社⻑の描く計画とは?

大変革を支えるのはチームの力 

ーこれだけ多くの新しいアイデアや大改革で、これまでのスキー場スタッフや地域の皆さんは驚いているんじゃないですか? 

そうですね、僕から見たら皆さん保守的なので、僕がドカーンとアイデアを言うとまず「いやいや、ちょっと待ってください」か「いや無理です」と言われていたんですけど、それが割と1ヶ月半ぐらいでもう誰も「無理です」とは言わなくなって。「この人何言ってもやるんだな」って諦めたんでしょうね(笑)。
それからは、「こいつについていかないとダメなやつだ」と切り替えて、ありがたいことに、実現する方向を探してくれるようになりました。 

ーそれは素晴らしいことですね、保守的な人をも動かすパワー、楽しみでしかないです。 

僕が言うのもなんですが、よくみんなついてきますよね、本当に(笑)。
地元の次世代も才能あふれる子たちが多くて、みんながやりたいことが実現できるようになってきたら、10年経たないうちにこの街は全然違ういい流れが来るのではないかな、と思っています。
みんな初めの一歩は怖くて踏み出せないから、僕が起爆剤になれればいいですね。 

インタビューが終わる頃、雨が上がり戸狩温泉スキー場前には大きな虹がかかった。
それはまるで新たな未来を切り拓こうとする濱口新社長と、長らくこの地域を紡いできた人々を繋ぐ架け橋のよう。
夢物語ではなく、日本のスキー場の新しいモデルケースとしても戸狩温泉スキー場の進化を期待したい。 

インタビュー写真:小林直博 
撮影協力:焼きカレーの店ペンティクトン
 

配信元: STEEP

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