
Adoが、テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」(毎週日曜夜6:00-6:30、フジテレビ系)のオープニング主題歌「おどるポンポコリン」を担当することが決定した。
■「おどるポンポコリン」6年8カ月ぶりに歌唱アーティストが変更
1990年の放送開始以来、子どもから大人まで幅広い世代に愛されている国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」。放送開始当初はエンディング主題歌だった「おどるポンポコリン」。B.B.クィーンズが歌ったオリジナル曲は「ちびまる子ちゃん」とともに社会現象となるヒットを記録し、その後はオープニング主題歌としてManaKana&泉谷しげる、木村カエラ、E-girls、ゴールデンボンバーなど、多くのアーティストによってカバーされてきた。
2019年4月からは、ももいろクローバーZがカバーした同曲がオープニング主題歌として使用されてきたが、このたび6年8カ月ぶりに歌唱アーティストが変更され、Adoが担当することが決定。アニメ化35周年という節目の締めくくり、そして新たなスタートを飾るべく12月28日(日)の放送より変更される。
■アニメキャラクターとなったAdoがまる子たちと共演
パワフルで圧倒的な歌唱力と幅広い表現力を兼ね備えた歌い手として定評があるAdoが、オリジナルの「おどるポンポコリン」が持つ遊び心を継承した、ヒャダインによるアレンジを楽しむかのように歌っている今回のカバーは、歴代のものとはまた異なる魅力を持った楽曲に。また楽曲とともに流れる新オープニング映像では、アニメキャラクターとなったAdoが登場し、まる子をはじめ、おなじみのキャラクターたちと共演している。
なお、Adoが歌う「おどるポンポコリン」は、12月28日(日)夜0:00(※12月29日[月]深夜)より各配信サイトにて音源配信が開始される予定だ。
■Ado コメント
ーー「ちびまる子ちゃん」のオープニング主題歌「おどるポンポコリン」歌唱のオファーを受けた時の感想は?
私の大好きな「ちびまる子ちゃん」、しかも「おどるポンポコリン」を歌うことができて、本当に本当にうれしい気持ちです。私は幼い頃から「ちびまる子ちゃん」を見てきたので、大人になった今、こうして「ちびまる子ちゃん」の「おどるポンポコリン」を歌うことができて本当に幸せでいっぱいです。
ーー「おどるポンポコリン」を歌唱するにあたって気を付けた点や、聞いてほしいポイントがあれば教えてください。
「おどるポンポコリン」を歌うにあたって、歌詞だったり、「ちびまる子ちゃん」という作品や、さくらももこさんの楽しげというか、まるちゃんのキャラクターの、まさにピーヒャラピーヒャラな感じを歌唱でそのまま表現できたら、もっと面白いんじゃないかなと思って、「おどるポンポコリン」のB.B.クィーンズさんをリスペクトし、誰かにとっては、懐かしいなと思いながら聴いていただけるような「おどるポンポコリン」になったんじゃないかなと思っています。
ーーアニメ「ちびまる子ちゃん」の印象は?
私は本当に「ちびまる子ちゃん」が大好きで、もう覚えている回なんていっぱいありますが、まるちゃんが一人で海外に行ってプサディーと友達になる回も好きですし、あとは、チーチキンの回も大好きですし、“おとし玉”を“おとーむ”って書いちゃう回や、花輪くんが自分の執事に“おとし玉”って書かせるなど、その流れも含めて好きですし…、本当に話せばきりがないほど…本当にいっぱい、いっぱい、大好きな回があります。こうして自分がアニメのオープニングを歌わせていただけてとってもうれしいです。
ーー視聴者へのメッセージをお願いします。
「ちびまる子ちゃん」のファンの皆さんも、さくらももこさんのファンの皆さんにとっても、私のファンの皆さんにとっても、懐かしくて楽しくて面白い、そんな「おどるポンポコリン」になっていたらうれしいなと思っております!
■竹枝義典氏(プロデューサー、フジテレビアニメ制作部)コメント
「ちびまる子ちゃん」は、2026年1月にアニメ化から36年目を迎えます。そしてこのたび、35周年目を締めくくる最後の放送回で“おどるポンポコリン”の歌唱アーティストがAdoさんにバトンタッチされます!Adoさんの高い表現力とパワフルな歌声による“おどるポンポコリン”をぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。また、オープニング映像は“ビート”をコンセプトに、AdoさんのLiveステージを意識した映像になっています。明るく楽しくリズム感に乗れるオープニングになっていますので、ぜひご期待下さい!

