・絶妙な酸味
で、どうしたって目に入るローストチキンはいったん置いておいて、肝心のグヤーシュはというと……あ、これはメッチャ美味しいかもしれない……!
ファーストインパクトこそそうでもないが、まあまあ強めのトマトの酸味とクミンの風味が完全に美味。例えるなら「甘さがなく酸味を際立たせたハッシュドビーフ」的な味わいだ。
とはいえ旨味はしっかりあるので、ご飯とも当然合う。スッキリとした酸味のため重さがなく、どちらかと言うと大人に好まれる味付けなのではないだろうか?
また、ライスの上を占領していたローストチキンは、やわらかジューシーで食べ応え抜群。どうしてもグヤーシュに必要かはわからないが、美味しいローストチキンではあった。
・ありがたい
先述の通り私自身は “初グヤーシュ” であったが、遅ればせながら万博の味を体験できたことは非常にありがたい。有名とは言えないハンガリー料理を手軽に食べられる ほっかほっか亭の『グヤーシュ』は非常に優秀なのではないだろうか?
というわけで、万博に行った人も行かなかった人も「ほっかほっか亭でグヤーシュが食べられる」とご記憶いただければ幸いだ。酸味が苦手な人で無ければ高確率で気に入るに違いない。
