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マッチングアプリでまさかのお坊さんとマッチング → 3ヶ月使って「私にアプリは向いていない」と思った理由

マッチングアプリでまさかのお坊さんとマッチング → 3ヶ月使って「私にアプリは向いていない」と思った理由

・まさかのお坊さんとマッチングである

こうして私は意図せずお坊さんとマッチングしてしまった。

その後もメッセージは独特で、「本日も尊いお時間でした」「皆様が通勤中にお経を唱えております」など、日常生活ではまず使わない言葉が飛び交う。宗派など詳細は伏せるが、学生時代から厳しい修行に耐えてきたという話は興味深かった。

そうしてメッセージのやり取りをすること数日、とうとうデートのお誘いが来た。お坊さんの話を直接聞ける機会なんてそうそうない。純粋な好奇心もあり承諾。

ところが直前で急な通夜が入ったとのことでリスケとなった。不謹慎だが、リスケの理由までお坊さんらしい。

そうしてようやく迎えたデート当日、合流前には「線香臭かったらごめんね」という一文まで添えられていた。人生で初めて見た気遣いである。

ちなみにBさんとは数回デートを重ねたが、行き先は決まって焼肉かタイ料理だった。なかなか偏食気味である。そして余談だが、焼肉はしっかり「上」だった。

寺の話、修行の話など、聞けば聞くほど面白く、楽しい時間ではあった。しかし考えれば考えるほど、お寺に嫁ぐ未来は、正直想像できなかった。今や嫁が寺に住むかどうかは宗派次第らしいが、それでもハードルは高い。

そんなわけで、Bさんとの恋は実らず静かに幕を閉じたのだった──。

・マッチングアプリ、向いてない

さて、ここからは私がマッチングアプリに向いていない理由についてお話ししよう。

アプリの登録期間は約3ヶ月。私は「会わなきゃわからん」派なので、メッセージを重ねて気が合いそうなら会うこと自体はやぶさかではない。実際、数人とデートもした。

ただ、どうしても引っかかる点があった。

それは、出会いがアプリであるがゆえに、すべてが「恋人前提」で進むことだ。

そういう目的のサービスであることは理解している。ただ私はじっくりコトコト派だ。人となりがある程度わからないと恋愛に発展しにくい。

振り返ると、私のこれまでの恋愛はほぼ職場内だった。完全なる自論だが、職場は人となりが最も見えやすい場所だと思う。仕事の姿勢、人への接し方、周囲からの評価。そうした日々の積み重ねの中で、ようやく意識しはじめる……といった流れが多かった。

一方で、マッチングアプリは効率的かつ合理的で、今の時代には合っている。……が、恋愛スイッチが入っていない状態で距離を一気に縮められると、私はどうしても身構えてしまうようだ。

よほどフィーリングが合わない限り、このやり方で恋愛に発展させるのは難しい。そう感じた以上、このまま続けるのは相手にも失礼だと思い、退会することにした。

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