侍ジャパンにまた一人、難敵が立ふさがる。
現地12月18日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)米国代表の公式Xによると、来年3月に開幕する第6回大会に2年連続サイ・ヤング賞を受賞したタリク・スクーバル(デトロイト・タイガース)とメイソン・ミラー(サンディエゴ・パドレス)が出場すると発表した。
メジャー最強左腕が星条旗のユニホームに袖を通す。昨季サイ・ヤング賞を初めて獲得したスクーバルは今季も絶好調。31試合に先発して13勝6敗、防御率2.21(リーグ1位)、241奪三振(同2位)を記録し、2年連続で投手の最高栄誉を受賞した。
もうひとり、アスレティックスから今季途中パドレスに移籍したミラーは60試合に登板。防御率2.63、22セーブをマーク。165キロ超の速球を武器にチームの守護神を任された。
米国代表は今大会すでにア・リーグMVPのアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が出場を表明し、チームの主将を務めることが発表されている。さらにナ・リーグのサイ・ヤング賞ポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)も参加が決まっており、これで今季両リーグの最強投手が加入。2017年以来の優勝に向け、相当の本気度が窺える。
構成●THE DIGEST編集部
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