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【漫画】手作り弁当を「いらねえ」母に冷たい男子高生、突然の別れに後悔…母の想いを知り号泣【作者インタビュー】

【漫画】手作り弁当を「いらねえ」母に冷たい男子高生、突然の別れに後悔…母の想いを知り号泣【作者インタビュー】


母が作った弁当を食べない息子(吉良いとさん提供)

【マンガ本編】手作り弁当を「いらねえ」母に冷たい男子高生 死後に真実を知り“最後の弁当”を涙で食べる

葬儀屋が告げた、お弁当に込められた想いとは?

 男子高校生の「ヒロト」は女手ひとつで育ててくれた母に素直になれず、悪態をついては毎日作ってくれているお弁当を食べずにいました。ところがある日、母は突然、交通事故で亡くなってしまいます。葬儀のあと、ヒロトは突然の別れに「一生立ち直ることができない」と葬儀屋さんに対して嘆きます。すると葬儀屋さんは親子しか知りえない母親のお弁当のことを話し出して……?

 X(旧:Twitter)で公開された吉良いとさん(@kilightit)による創作マンガ『母さんが作ってくれた最後の弁当を俺は食べなかった』をご紹介します。読者からは「母のご飯を食べたくなった」「お別れは身近にあって、だからこそ後悔のないように毎日を生きていこうと思う」「親になった今、作中の親子両方ともに感情移入できる」などの声があがり、2025年1月の投稿には5900件を超える「いいね」がついています。

 本作は、幽霊が視える葬儀屋さんが後悔を遺す幽霊の最後の願いを叶えるヒューマンドラマ『幽霊が視える葬儀屋さん』シリーズの1作です。Kindleにて全4巻が配信中です。

 本作については主人公の表情の変化を大事に描いたそうです。また、「もし本作を見ていただいた方で、ひとりでも多く後悔をする前に『大切な人』と向き合ってくれたらとてもうれしいです」とコメントしていました。

 作者の吉良いとさんに、お話を聞きました。

ーー今回のマンガを投稿なさった当時~現在で、反響があったことで読者や周囲からはどんな声がありましたか?

「このお話好き」と言って下さるお声をいただきました。いろんなご感想をいただきましたが、「好き」と言ってもらえるのが何より一番うれしいです。読んで下さった方の心に残るような作品を今後も作っていきたいです!

ーー作者として、反響後の変化などはありましたか?

 特に作風や周りの変化などはありません。しかし、私自身作品の引用コメントをよく見るようになりました。読者さんの体験談を書いてくださることが多く、さまざまな方の人生に触れました。それは今後『幽霊が視える葬儀屋さん』シリーズを執筆するうえで学びがあることばかりでした。


単行本・電子書籍『最後の魔女の物語』が発売中(KADOKAWA)

ーー本作を含む『幽霊が視える葬儀屋さん』シリーズについて、改めて内容のご紹介と、新作のご予定などを教えて下さい。

『幽霊が視える葬儀屋さん』は、とある葬儀屋さんが幽霊と遺された人々をつなぐヒューマンドラマです。私が初めて世に発表した創作マンガであり、とても思い入れのある作品です。

「少年ジャンプ+」での連載版終了後、同人誌にて約1年に1冊のペースで刊行中です。また、シリーズ第5弾となる新刊が同人誌は発売中、電子書籍は2026年に発売予定です。短編4作品の構成なので、いままでのお話を見ていなくても楽しめる内容となっています。ぜひこの機会に作品をお手に取っていただけますと幸いです!

ーー最近のご活動としては、単行本・電子書籍『最後の魔女の物語』が発売中です。お話のあらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?

『最後の魔女の物語』は、オカルト雑誌の編集者メグミが実在する魔女たちに取材をするお話です。それぞれの魔女の生き方、思い、大事な人……個性豊かなキャラクターたちの魔女人生を短編形式で描きました。

 1巻でまとまっているため、大変読みやすいかと思います。X(旧:Twitter)のアカウント(@kilightit)にも1、2話を無料公開していますので、ぜひチェックしてみて下さい!

配信元: マグミクス

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