
TVアニメ『全修。』キービジュアル (C)全修。/MAPPA
【画像】「えっ、地上波ギリギリでは」「大丈夫なのか」 これが「攻めすぎ」描写が話題の2026冬アニメです(5枚)
「お仕事アニメ」じゃなかった… 予測不可能なオリジナルアニメ
いよいよ2025年も残りわずかとなりました。今年は多種多様な作品が放送され、ストーリー性や話題性の面で注目を集めた作品が数多く登場しました。なかには、第1話から予想もできない展開が描かれ、視聴者の度肝を抜いたアニメもありました。
第1話から視聴者を驚かせたアニメといえば、2025年1月から放送されたアニメーション制作会社「MAPPA」のオリジナルアニメ『全修。』は外せません。タイトルの「全修」はアニメ業界の用語であることや、ティザーPVが現代と異世界を組み合わせた内容だったことから、アニメ制作をモチーフにした「お仕事アニメ」と予想する人もいました。
しかし、実際に放送が始まると、新進気鋭のアニメ監督「広瀬ナツ子(CV:永瀬アンナ)」が、腐った弁当を食べて気を失い、目覚めると子供の頃から夢中になっていたアニメ映画の世界にいた……という異世界転生作品だったのです。また、作中では『風の谷のナウシカ』の「巨神兵」を彷彿とさせる巨人も出てきて、色々な意味で視聴者に衝撃を与えました。
なお、中盤以降はそれまでの幸せそうな雰囲気から一転して、滅びへと向かうシリアスな物語が描かれたことでも、驚いた視聴者が多かったようです。最終話はハッピーエンドを迎えたものの、予想外の設定やストーリーには、「先が読めず面白かった」「展開に落差があるからこそ、感情が揺さぶられた」といった声があがっています。

TVアニメ『Turkey!』第2弾キービジュアル (C)BAKKEN RECORD・PONY CANYON INC./「Turkey!」製作委員会
1話から「予想を覆す展開」 女子高生たちがたどり着いた感動のラスト
2025年夏に放送された「BAKKEN RECORD」と「ポニーキャニオン」の共同原作によるオリジナルアニメ『Turkey!』も、多くの視聴者を驚かせた作品です。放送前の情報では、ボウリング部に所属する5人の女子高生を中心とした物語とされていたため、「青春部活もの」と受け取っていた視聴者も多かったようです。
しかし第1話の終盤では、投げたボールが突然光り出し、彼女たちが戦国時代へタイムスリップしてしまうのです。この予想外のラストには驚きの声があがったほか、「ボウリング」と「戦国時代へのタイムスリップ」という異色の組み合わせに、一気に引き込まれた視聴者も少なくありませんでした。
そんなイレギュラーな展開を見せた本作は、女子高生たちが命懸けのボウリングをして、戦国時代で出会った姉妹を救うという感動の結末を迎えます。特に最終回のラスト5分は思いもよらない事実が発覚し、「ラストの手紙で明かされる事実に号泣した」「最高の最終回でした!凄いインパクトがある作品で絶対忘れられない」と涙を流した視聴者が続出しました。

TVアニメ『タコピーの原罪』完結記念ビジュアル (C)タイザン5/集英社・「タコピーの原罪」製作委員会
