2025年12月19日、小学館から新雑誌「コロちゃお vol.1」が発売された。
その名の通り、男児向け漫画の「コロコロコミック」と、少女漫画の「ちゃお」がタッグを組んだ世界最高を目指す新まんが雑誌だ。価格は1280円。
私は、子どもの頃にコロコロもちゃおも両方読んでいた。
当時はそれぞれ別の楽しみがあったのだが、まさかこの2誌が合体する日が来るとは。発売を知った瞬間、これは買わねばと思い、近所の本屋で事前予約をした。
・無事ゲット! 予約の多さに驚愕
発売日当日、予約していた本屋へ向かう。店頭ではレジ前に「コロちゃお」が平積みされており、おひとりさま2冊までとのこと。
さらにレジ奥には、予約本とおもわしき本が山積み。店員さんに聞いてみると「反響がすごくて、予約は20冊で受付を停止しました~」とのこと。さらに、「今ならまだ当日分があるし、ひとり2冊買えるけど、本当に1冊で大丈夫?」との確認もされた。
・豪華な創刊号
表紙デザインはコロコロの熱さとちゃおの可愛さが融合。
ただ、双方の雑誌特有のごちゃごちゃした感じはなく、シンプルでスタイリッシュ。紅白と金で、創刊号にふさわしいおめでたい感じのデザインになっている。
「コロちゃお vol.1」には、トップクリエイター陣による完全新作漫画が25本も掲載されている。しかも「ほぼ全てが連載確定」という驚きの内容だ。
個人的な萌えポイントとしては、元モーニング娘。辻ちゃんの長女・のあちゃんにスポットを当てた「のあンちのガチ家族会議」だ。
昔、ちゃおでミニモニの漫画やっていたよね? その辻ちゃんがまさか親としてこうやってまたちゃおに漫画化されてるなんてあつすぎるぅぅぅ!!
他にも、「でんぢゃらすじーさん」の曽山一寿先生がYouTuber・HIKAKINのストーリーを手がけるなど、ホビー系からギャグ、恋愛までジャンルは実に幅広い。コロコロらしいギャグ感やバトル感のある作品と、ちゃおらしいキラキラした恋愛漫画が同じ雑誌に並ぶカオスさも、むしろ新鮮で面白かった。
