香りもビジュアルも最高のロウリュ
少しずつ体が慣れてきたところで、サウナの醍醐味、“ロウリュ”にチャレンジ! 薪ストーブで熱したサウナストーンにハーブが入った水を注ぐと「ジュワッッ!」と音を立てて蒸気が広がり、体感温度は一気にアップ! そして爽やかな香りが鼻を抜けて最高に心地がいいです。
またビジュアル的にも、屋根に傾斜をつけることで蒸気がこちらに向かってくるのが見え、臨場感が最高! 身体の内側からポタポタと汗があふれ始め、老廃物とともに、最近スベッたときの悲しい気持ちまで排出してくれるような爽快感でした。

ちなみにわたしは、1セット目では初心者ということもあり、ロウリュは少なめ。また座る位置は温度の高すぎない下段に座っていたのですが、3セット目では完全にハマってしまい、バシャバシャとロウリュをかけ、最上段で熱気を浴びるまでに成長しました(笑)。
このころにはメンタルも“ととのい”、スベッたときの記憶なんて微塵も思い出さず、幸せな気持ちに包まれていました。
もう、サウナ最高!! 『OSAKA SOUND BARTH』では、熱波師による熱波や、ハーブを体に敷いて行う指圧もあるので、サウナ初心者から上級者まで幅広く楽しめそうですね。

これは完全にオシャレにととのう!
灼熱のサウナを出たら、次は水で体を冷ましにいきます。ここでは、アート作品“ガーゴくん”が取り付けられた、造船所跡地にぴったりの船水風呂や、梱包コンテナをリサイクルしたユニークな水風呂、桶に水が溜まりロープを引くとドバッとかかるガッシングシャワーなど、多彩なクールダウン設備があります。
ではまず、ガッシングシャワーでモクモクと蒸気をまとった身体を冷やしてみます。桶に水が溜まり、恐る恐るロープを引くと「バシャー!」という音とともにキンキンに冷えた水が体に! 「うわあああああ!」と叫んだ1秒後には「最高〜!」の声を野外に響かせました。アツアツに仕上がった体を一気にキンッと冷ます瞬間は、たまらなくクセになりますね。

船水風呂は高めの温度に設定された水風呂で、長く浸かって会話も楽しむことができます。さらに船水風呂は高い位置に設置されているので、『OSAKA SOUND BARTH』では、対岸に並ぶたくさんの屋台や野外サウナ、そして音楽ライブなどを一望できる絶景スポットとなる予定。さまざまな水風呂で、どんなふうに“ととのう”かを、自分で選ぶことができるのが最高ですね。
