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広瀬アリス、カオスな“福田組”の舞台あいさつで救世主に「今年の漢字は『教』です!」

広瀬アリス、カオスな“福田組”の舞台あいさつで救世主に「今年の漢字は『教』です!」

広瀬アリス
広瀬アリス / 撮影:松崎太陽

俳優の広瀬アリスが、12月19日に都内で開催された映画「新解釈・幕末伝」初日舞台あいさつに、ムロツヨシ、佐藤二朗、山田孝之、福田雄一監督と共に登壇。“福田組”らしく舞台あいさつ終盤でカオスな展開になったところをビシッと割って入り、観客から大きな拍手が送られる場面があった。

■広瀬は坂本龍馬の妻・おりょう役

同作は、“みんなが知っているようで知らない幕末”をコメディーの鬼才・福田監督が史実にのっとりながら新解釈で実写映画化したもの。福田監督にとって節目の20作目となる劇場公開映画で、福田作品を16年にわたって支えてきたムロと佐藤がそれぞれ坂本龍馬役、西郷隆盛役でW主演を務めるほか、山田が桂小五郎を、広瀬が龍馬の妻・おりょうを演じている。

登壇者は5人ということで、10人前後登壇することも珍しくない初日舞台あいさつとしては控えめな人数だったが、“福田組の風神雷神”ことムロと佐藤、福田組常連の山田に加え、広瀬、福田監督と一筋縄ではいかない多士済々の顔ぶれ。当然のごとくボケたり、ツッコんだり、終始攻守交代しながらトークが展開した。

これが福田組初参加ということで、気心知れたやりとりをするムロ、佐藤、山田を見た広瀬が「このお三方の後にお話しするのは気まず過ぎて…」と苦笑するが、すかさず佐藤は「あなた新参加とは思えないよ。たぶん『(勇者)ヨシヒコ』出てたでしょ?ずっと福田組を支えている感じだよね」と順応力を絶賛。

それを受け、広瀬は「本当ですか?私はもう緊張してて…。見られた方は分かると思うんですけど、薩長同盟(の1シーン)よりも出てないですからね」とこぼすが、佐藤は「印象的には出ずっぱりだった」と返し、広瀬は「インパクトは残せたのかなとは思っています(笑)」と笑顔を見せる。

広瀬の演技には、ムロも「僕たちが想像している“やり切る”より、さらにやり切りますから。モザイクのシーンでも『もうちょっと(早口で)いける?』って言われたら、すぐ早口で言ったりとか。私も笑っちゃってる。アリスさんに笑わされてるんです。『何言ってんだろコイツ』と思って(笑)。そのシーンも探してください。負けました。広瀬アリスが主演です」と、彼女のコメディエンヌっぷりに賛辞を惜しまない。

■福田監督と佐藤のやりとりを広瀬がストップ!

その後、福田監督が登壇すると、トークもますますヒートアップしていき、ムロが「ここは書かないでください!」と記者に懇願したり、佐藤が「場が荒れてきたぞ」と苦笑いしたりするほど、福田監督が“暴走”し、舞台あいさつとは思えないほど会場に笑い声が響く。

そんな中、年末らしく「自分にとっての今年の漢字一文字」を発表するフリップトークの時間に。その流れで、普段は呼び捨てで呼んでいる佐藤がこの日は「福田さん」と呼んでいることにずっと引っ掛かっていたという福田監督がそのことを追及し、佐藤もその理由を説明しつつ、本題とは全く関係ない話題で丁々発止のやりとりを繰り広げる、カオスな展開に。

福田組らしいといえばらしいのだが、その脱線した流れに待ったをかけたのが広瀬だった。強引に「えっと~!私の今年の一文字は~!」と大声で割って入り、「『教』という漢字です。今年は教師役が多かっただけです。以上です!」とクールに決め、MCの日本テレビ・後呂有紗アナウンサーも「ありがとうございます!」と“救世主”を見るような目で広瀬に感謝し、ムロも「さすが」と脱帽。観客からも大きな拍手が送られていた。

しかし、その後呂アナがまさかの言い間違いをしてしまい、それ以上にカオスな展開になってしまう…というオチもありつつ、イベントは最後の最後まで大盛況のまま幕を閉じた。

なお、漢字一文字はムロが「幕」、佐藤が「応」、山田が「厄」、福田監督は「米」とそれぞれ発表した。

映画「新解釈・幕末伝」は全国公開中。

◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

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