
【軽ハイトの王道が賢い進化】スズキ「ワゴンR」がデザイン1本化で価格上昇を阻止!安全装備も大幅強化で死角なしかの画像一覧
物価上昇が続く中、クルマの価格も上がり続けている。 そんな中、軽ハイトワゴンの王道・スズキ「ワゴンR」が驚きの一手を打った。
今回の一部改良では、安全装備や快適機能を大幅にアップデートしながら、デザインを一本化することでコストアップを抑制。 「安くて良いクルマ」を体現する、この“賢い進化”こそ、今の時代に求められている答えかもしれない。 新生ワゴンRの魅力と、気になる価格・スペックを詳しくご紹介。
次々と画期的な技術やアイデアを盛り込みながら進化
1993年9月に登場した初代ワゴンRは、「乗る人を最優先した、快適で使い勝手のよいパッケージング」を開発コンセプトに、大きな全高を実現することで広々とした快適な空間を提案、それまでセダンタイプ(ハッチバック)が中心だった軽自動車に“軽ハイトワゴン”という新しいジャンルを切り拓いた。
その後も、CVTや直噴ターボエンジン、インパネシフト、エネチャージなど、次々と画期的な技術やアイデアを盛り込みながら進化。2023年には国内累計販売500万台を達成するなど、国民的モデルとなっている。
シンプルなモデル展開とすることで魅力的な価格を実現
今回の一部改良では、安全機能を最新仕様にアップデート。歩行者や自転車も検知し交差点での出会い頭や右左折時の危険にも対応する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を採用し、4.2インチのマルチインフォメーションディスプレイ[カラー]や車線逸脱抑制機能を標準装備するなど、運転支援機能が充実化されている。

また、ハイブリッドZXにはステアリングヒーターを採用。このほか、減衰接着剤の塗布などにより、快適性、操縦安定性、静粛性が高められた。
デザインは、これまでワゴンR/ワゴンRカスタム/ワゴンRスティングレーの3つの個性が展開されていたが、これをカスタムZのデザインをベースに、立体感を強調するグリル造形と表情豊かな3Dテクスチャーを用いた新デザインに1本化。シリーズをシンプルな構成とすることで、軽自動車の今後の課題のひとつとされる価格の上昇を抑えた。

その一方で、車体色には新たに「ベルベットダークレッドパール」、「ルーセントベージュパールメタリック」の2色を設定して上質感が高められている。
「スズキ ワゴンR」ラインナップ
(車両価格は税込み)
- ZL 5MT/CVT:¥1,430,000
- ZL(4WD)5MT/CVT:¥1,553,200
- ハイブリッド ZX CVT:¥1,709,400
- ハイブリッド ZX(4WD)CVT:¥1,829,300
