お笑い界の新たなスターを発掘する漫才団体戦『よしもと漫才リーグ2025』が激戦が繰り広げられています。9月から始まったリーグ戦は、関東、関西の2リーグで各4チームがそれぞれ2回の総当たり戦で対決、来年1月23日(金)に両リーグの1位同士が日本一を懸けて戦います。
佳境を迎えたリーグ戦は、12月8日(月)に関東リーグの第10戦が千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で行われ、エバース(佐々木隆史、町田和樹)率いるチーム「国立エレファントボイーズ」と、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)がキャプテンを務めるチーム「飛龍」が激突! リーグ1位と2位の直接対決で、この試合でエバースチームが勝つと優勝が決定する大一番になりました。(撮影は、芸人カメラマン・とものかつみが担当しました!)

漫才リーグとM-1の2冠を狙うエバース
エバース・佐々木は、登場するなり「今日で優勝を決めてやりますよ」と高らかに宣言。この日、MCを務めたヒロユキMc-Ⅱも「そのままの勢いで大きいのも獲ってほしい」と、『M-1グランプリ2025』決勝に進出しているエバースの背中を押します。
一方、オズワルド・畠中は「今日決まっちゃうと面白くない」と鼻息荒く、伊藤も「目の前で優勝を決められるのは本ッ当に許せない」と闘志を燃やしました。
この日の両チームのオーダーは以下の通りです。
【国立エレファントボイーズ】
滝音/出目金/シンクロニシティ/ブラゴーリ/エバース
リザーブ:レイザーラモン/家族チャーハン/大王
【飛龍】
ナユタ/アメリカンBBチキン/素敵じゃないか/ツーナッカン/オズワルド
リザーブ:囲碁将棋/タモンズ/ド桜
オズワルドチームのベテラン枠であるツーナッカン・中本幸一は、小学6年生の息子がエバースのファンという複雑な立場。息子がこの対決の配信を見ているだけに気合もひとしおです。

ツーナッカンの対戦相手となったブラゴーリ・塚田裕輝が「負けたほうが坊主にしましょう」と提案。しかし、オズワルド・伊藤が「息子が見ている前で坊主にされるのは、さすがにかわいそう」とストップをかける一幕もありました。
オズワルドは3位決定戦に向け仕切り直し
そして……対戦結果は以下の通りです!
第一試合 ◯滝音vsナユタ✕
第二試合 ✕出目金vsアメリカンBBチキン◯
第三試合 △シンクロニシティvs素敵じゃないか△
第四試合 ◯ブラゴーリvsツーナッカン✕
第五試合 ◯エバースvsオズワルド✕
3勝1敗1分けで、エバースチームが勝利! この結果、関東リーグの優勝はエバースに決定しました!!


1票差や同票が相次いだ今回の一戦。エバース・佐々木は「選挙って、行くの大事ですね」と、一票の重みを痛感した様子。町田は、1月に東京・ルミネtheよしもとで行われる日本一決定戦に向けて「関東を背負って行きますよ」と力強く宣言します。
オズワルドチームは目の前で優勝を決められ、落胆を隠せない様子。ただ、このまま2位をキープすれば、大阪・森ノ宮よしもと漫才劇場で行われる関西チームとの3位決定戦に進出可能です。オズワルド・伊藤は「こうなったら、みんなで大阪に行きますよ」と最終戦へ気持ちを新たにしました。
