
【2025年決定版】このカップ麺がヤバうまかった!3万食食べた即席麺マニアが絶賛「カップ麺大賞」ベスト5選の画像一覧
インスタントラーメンハンターの大和イチロウです。私はインスタントラーメンを38年間、30,000食食べ続けてきたマニアであり、最近では「中の人」としてカップ麺や袋麺を監修する日々を送っています。そんな即席麺マニアが話題のカップ麺を実食レポート&レビューする本企画。今回は特別版、2025年「カップ麺」大賞ベスト5選をお送りします。
2025年はどんな年だったかというと、PB(プライベートブランド)のカップ麺が大躍進した一年でした。 それに負けじとNB(ナショナルブランド)も新しい味に挑戦し、まさに当たり年。
今回は、そんな数ある中から「このカップ麺はヤバうまかった!」と私が断言できる、2025年を代表する「カップ麺大賞」ベスト5を厳選しました。 マニアが唸った最高の一杯、ぜひご覧ください。
【凄麺 冬の塩らーめん】毎冬の風物詩としてファン多数の限定カップ麺!

ヤマダイ
凄麺 冬の塩ラーメン
¥300(税込)
357kcal
冬の定番として非常に評価が高く、今年は20作目のロングセラーカップ麺は、リピーターの期待を裏切らないそのクオリティの高さが大きなポイント。2025年版は背脂が増えたことで「背脂のコク」と「白菜の甘み」のバランスが絶妙になり、冬の季節にぴったりの一杯となっています。
特筆すべきはそのスープ。ニンニクの香り、そして背脂たっぷりでコクが強くなっているのに塩ベースなのでクドくない!食べやすいのに印象が強く残る設計が、中の人目線で「すごい!」と言わざるを得ない一杯です。
麺は凄麺シリーズ特有の「ツルツル・モチモチの茹でたノンフライ麺」は生麺に限りなく近い食感プラス時間が経っても伸びにくいと巷では絶大な信頼を得ています。凄麺といえば具材!注目するとシャキシャキしていて甘い白菜がボリュームとおいしさが本当にフリーズドライで作られたのかと思うほど進化しています。スープは白濁した背脂豚骨ですが、臭みもなく香味野菜の旨みが感じられる味わいなので、その完成度はすばらしいものがあります。
人間の味覚は季節によってずいぶん変わることは研究で実証されています。このような季節限定品は増えていくと予想されていますので、今後のリリースが楽しみです!
【ファミマル あさりとキムチ味チゲうどん】活況を呈しているPB商品のレベチな一杯が爆誕

ファミマル
あさりとキムチ味チゲうどん
¥213(税込)
400kcal
貝出汁は巷で注目が集まっている素材。コハク酸という大人の旨みと言われている貝出汁ですが、それを前面に押し出したこの「あさりとキムチ味チゲうどん」は単なる激辛系ではなく「旨辛」を楽しみたい女性を中心とした幅広い層に受け入れられました。なんと発売1週間でファミマルカップ麺部門で第1位になるという快挙を成し遂げました。
PB商品は通年通しての割安感が安心感につながっていましたが、今様々なスーパーコンビニでPB商品が出回っている状況で、「おいしさ」を求める競争が始まったことを実感する一杯です。
麺はスープによく絡む柔らかめのうどんにファミマル史上最大級とされるあさりの旨みを入れ込んだというだけあって、出汁がしっかり効いていてただ辛いだけでなく、魚介の奥深いコクが楽しめるので気がついたら飲み干してしまうというくらい旨みが強いです。激辛すぎず、ピリ辛でちょうどよく、寒い日に食べると体が温まると評判が絶えません。
また残ったスープにおにぎりやご飯を入れて「チゲ雑炊」や卵を入れてレンチンする「おじや風」などアレンジも自在なのでこの辺りも人気の秘訣かと思われます。
カップ麺は本来男性顧客が主力なので男性向けの商品が多くなりがちなのですが、今後は多くの方々に楽しんでもらえるカップ麺がヒットの秘訣かもしれません。
